asahi.com
天気  辞書  地図  サイト案内  アクセスTop30 
サイト内検索:
03−04年末年始特集 社 会 スポーツ 経 済 政 治 国 際 サイエンス 文化・芸能 ENGLISH 
   
  home > 年末年始特集 > 読者が選ぶ10大NEWS  

10大ニュース
第21位
901票14.7%
北海道で地震、震度6弱2回 けが250人、津波も 製油所で火災
(9/26)
炎上する出光興産北海道製油所のナフサタンク。手前は26日に炎上し、黒こげになった原油タンク=9月28日午後、北海道テレビ・へりから
炎上する出光興産北海道製油所のナフサタンク。手前は26日に炎上し、黒こげになった原油タンク=9月28日午後、北海道テレビ・へりから

 26日午前4時50分ごろと同6時8分ごろ、北海道・襟裳岬沖を震源とする強い地震があり、浦河町では2度とも震度6弱を観測した。気象庁は未明の地震の直後、北海道太平洋沿岸東部と中部に津波警報を発令した。同庁によると、釧路市で1メートル、根室市で0.9メートル、浦河町で1.3メートルの津波を観測した。道内では、特急列車が脱線し、製油所で火災が起きたほか、釧路空港では管制塔が被害を受け、閉鎖となった。北海道警のまとめでは午後1時現在、約250人がけがをし、うち18人が重傷。

 政府は午前5時15分、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。

 気象庁によると、最初の震度6弱の震源は襟裳岬の東南東約80キロ付近で、震源の深さは約42キロ、マグニチュード(M)は8.0と推定される。震源は1952年の十勝沖地震とほぼ同じで、太平洋プレートの沈み込みによって発生したと考えられるという。M8.0以上の地震は、94年の北海道東方沖地震以来。また、午前6時過ぎの地震は震源が襟裳岬の南東約60キロで、深さは約60キロ、M7.0と推定される。

 震度6弱を観測したのは7月26日の宮城県北部の地震以来。それぞれの地震で、北海道から関東地方まで広い範囲で揺れが観測された。

 気象庁は未明の震度6弱が「本震」、6時すぎの震度6弱は「余震」とみている。余震は正午までに20回に達した。今後、10日間は余震への注意が必要としている。

 政府の地震調査委員会が今年3月、「十勝沖でM8クラスの地震が今後30年以内に発生する確率は60%程度」としていた。今回の地震がその可能性があることから、同調査会は午後に協議する。

 津波警報は、昨年3月31日に沖縄県宮古島、八重山地方に出されて以来の発令。気象庁によると、津波は釧路市で午前5時18分に1メートル、根室市で同5時40分に0.9メートル、浦河町で同6時24分に1.3メートルを観測した。同庁の観測網には含まれていないが、北海道開発局の広尾町の検潮計では潮位が3.63メートル上昇したことが観測された。

 1メートル以上の津波を観測したのは、96年2月にインドネシアの地震で小笠原諸島で1.04メートルを観測して以来。本土では94年10月、北海道東方沖地震で根室市花咲で1.73メートルを観測して以来となる。気象庁は午前9時、津波警報を解除した。

 官邸対策室のまとめなどによると、JR根室線の特急「まりも」が音別町で脱線し、乗客の男性(33)が負傷した。苫小牧西港の出光興産の製油所タンクや帯広市などで火災が発生した。

 また、釧路空港では管制塔の天井が崩れて、管制機材が使えなくなり、空港は閉鎖となった。このほか、北海道の広範囲で停電が起きたり、道路に亀裂が生じたりした。NTTなどによると、北海道への電話もつながりにくくなった。

 負傷者の多くは、割れた窓ガラスなどで手足を切ったり、倒れてきた家具に頭などをぶつけたりした。



読者から


戻る


| 社会 | スポーツ | 経済 | 政治 | 国際 | サイエンス | 文化・芸能 | ENGLISH |
GoToHome ニュースの詳細は朝日新聞へどうぞ。購読の申し込みはインターネットでもできます。 GoUpToThisPage
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 著作権 | リンク | プライバシー | 広告掲載と注意点 | アサヒ・コムから | 朝日新聞社から | 問い合わせ |
Copyright Asahi Shimbun. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission