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ヨルダンの空港で毎日記者の荷爆発、死者 イラク戦の武器か?
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アンマンの国際空港での爆発事件をめぐる記者会見で陳謝する毎日新聞社幹部=2日午後4時すぎ、東京都千代田区の同社で
アンマンの国際空港での爆発事件をめぐる記者会見で陳謝する毎日新聞社幹部=2日午後4時すぎ、東京都千代田区の同社で

 ヨルダンのアンマン国際空港の手荷物検査場付近で1日午後6時20分(日本時間2日午前0時20分)すぎ爆発があり、警備員1人が死亡し、3人がけがをした。ヨルダン当局は毎日新聞東京本社写真部の五味宏基記者(36)の荷物に爆発物があったとして五味記者を拘束、事情聴取している。日本外務省によると、五味記者は面会した在ヨルダン日本大使館職員に、バグダッドからみやげとして持ち帰った金属装置が手荷物検査中に爆発した、と語ったという。毎日新聞社によると、装置はイラク国内で拾った「釣り鐘形の物体」で、五味記者は爆発に使用されるとの認識はあったものの「使用済みで爆発しない」と判断し、持ち帰ったという。

 爆発があったのは、チェックインカウンターの手前にある手荷物検査場付近。ヨルダンの国営ペトラ通信はムハンマド・アドワン情報相の話として、アンマン発カイロ行きのエジプト航空機に乗る予定だった五味記者の荷物に入っていた「金属製の物体」を警備員が調べようとして、爆発が起きたと伝えた。

 この物体はイラクで取材していた五味記者が「土産品」として持ち帰ったものとされ、爆発性のある武器のような物と見られる。警備員は即死し、負傷者には一般搭乗客もおり、うち1人は重傷という。

 AP通信によると、アドワン情報相は、五味記者はアンマンで裁判を受けることになると語り、ヨルダンで刑事訴追手続きを受ける可能性を示唆した。また、アンマンの空港当局者がAP通信に語ったところでは、五味記者は「金属製物体」のほかにも敷物や古美術品、絵画などの土産品を持っていたという。

 五味記者は、バグダッド陥落後にイラク入りし、28日に陸路でヨルダンに入り、カイロ経由で帰国する予定だった、という。

 現場ではヨルダン当局による現場検証が続けられ、空港職員が床についた血痕や割れたガラスの破片の清掃に当たった。

 イラクの政権が崩壊して以来、ヨルダンは美術品などの密輸を防ぐため、出入国の際の荷物検査を厳重に行っている。

 ○拘束され「土産」と説明

 ヨルダンのアンマン国際空港で1日、検査中の手荷物が爆発して数人が死傷、毎日新聞の写真部記者が拘束された事件で、在ヨルダン日本大使館の職員が現地時間の1日夜、空港内で記者と面会して事情を聴いた。

 外務省邦人保護課によると、大使館員が現地時間の1日夜(日本時間2日未明)、空港内で行われていたヨルダン当局による取り調べに立ち会うとともに、記者から直接、事故の様子を聴いたという。

 記者が大使館員に説明したところによると、同日午後6時20分ごろ、カイロ行きのエジプト航空便に乗るために出発ゲートで手荷物検査を受けていたところ、金属片が探知機に反応した。空港職員に「これは何だ」と聞かれたのに対し「おみやげだ」と答えたという。そこで職員が手荷物を調べていたところ爆発が起こったという。記者は「おみやげ」について「バグダッドから持ち帰った」と話したという。

 ヨルダン当局は「手榴弾(しゅりゅうだん)のようなもの」との見方を示しているという。外務省邦人保護課では「本人も『おみやげ』が何なのかはわからないようだった。意図的に爆発物を持ちこんだとは考えにくい」としている。

 ○毎日新聞、概要認め謝罪

 毎日新聞社は2日午後、アンマンの空港で起きた爆発事故が同紙記者の手荷物によるものだったと認め、「亡くなられた方におわびします」という談話を発表した。

 同社によると、爆発したのは、五味宏基記者の手荷物に入っていた釣り鐘形の物体。4月11日、アンマンから陸路イラクへ入り、イラク国内の道路脇に放置された車の周囲に散乱していた物体を拾ったという。

 五味記者は現在も身柄を拘束されており、4日にはヨルダンの検察官の取り調べが予定されている。



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