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赤い惑星からメリークリスマス――。欧州の探査機が25日に火星に着陸、来年1月には米国の2機も続く。米のバイキング1、2号(ともに76年)などこれまでの着陸探査では確認できなかった生命の痕跡を探るのが最大の目的だ。着陸は過去9回試みて成功3回。日本の「のぞみ」は涙をのんだが、年末年始はハラハラ、そしてドキドキの火星探査ラッシュになりそうだ。
欧州宇宙機関(ESA)は、探査機マーズ・エクスプレスが撮影した火星の映像を3日に公表。「太陽の活動が活発化したため宇宙空間の放射線が強まったが、順調に飛行中」と不安をふき払った。
19日には、本体から探査装置ビーグル2が切り離され、6日後にパラシュートとエアバッグで火星に着陸。ロボットアームで岩石や砂を集めて組成を調べる。本体は火星を回り続け、レーダーで地下水脈の有無を探ったり、大気の組成を調べたりする。
米航空宇宙局(NASA)は同じ3日、「火星探査は国際協力で」と題した記者発表をしてESAにエールを送った。エクスプレスには、両機関が共同開発した観測機器も積まれている。また、ビーグル2の探査結果は、現在火星を周回中のNASAの探査機オデッセイが地球に中継する。
一方、NASAの探査車スピリットとオポチュニティーは、1月3日と24日に火星に着陸。それぞれがフットボール場の6〜10倍もの距離を動き回り、拡大鏡やX線分析装置で岩石を詳しく調べる予定だ。
ESAの観測は05年11月まで。NASAの2機は3カ月間、探査する。NASAの火星探査責任者デーブ・ラブリー氏は「欧州と米国の探査機が同時期に活動することで、単独では得られない幅広いデータを手にできるだろう」と期待を口にした。
(12/17 18:13)
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