2004参院選
 
あなたの争点は? 10人に聞く <2004参院選>

 11日の参院選投開票日が3日後に迫っている。各党、各候補は支持を訴える追い込みに懸命だ。では、有権者はどんな問題を争点として、1票を投じようと考えているのだろうか。街で10人に聞くと、年金問題を挙げた人が5人、景気対策と答えた人が3人と続いた。身近な生活にかかわる問題を重視している人が多いことがうかがえる。

 ■年金問題

 岩出町の警備員の男性(58)は「もうすぐ年金をもらう年齢ですが、将来が不安です」と話す。「政府は問題をほったらかしにして税金の無駄遣いをしてきた。納めた分の年金をもらえないかもしれないなんて納得できません」

 和歌山市の無職男性(69)も「少子高齢化の中、受給額が少なくならないか心配です。保険料を納めてきたのだから、受給水準が維持される制度を確立してほしい」。

 同市の主婦(58)も年金問題を挙げたが、「どの政党や候補に投票すれば問題を解決してくれるのか分からない。この人なら、と思える人が出てきてくれればいいのですが」と困惑した表情で話した。

 田辺市の男性公務員(44)は「国民年金の保険料未納者が4割もいるのはおかしい。制度が複雑すぎます。もっと簡単にすべきです」と話していた。

 受給年齢になるまで間がある岩出町の女性会社員(25)も「参院選は年金問題を基準に投票します」ときっぱり。「給料から年金を天引きされているけれど、将来納めた分がもらえるのか疑問です」と話した。

 ■景気対策

 和歌山市の男性公務員(27)は「景気は上向いてきたというが、確固たるものにしなければいけません。IT産業への助成金拡大をきっかけに失業率を低下させる、といった具体的な策を持つ候補に投票したい」。

 同市の洋服店経営の女性(39)は「景気が悪く、なかなかお客さんの足が店に向かない」と嘆く。「バーゲンをしないとお客さんが入らず、常連の方も来店回数が減っています。行政には、締めるところは締め、出すところは出すといった税金の使い方をしてほしい」

 同市の男性会社員(35)も「小泉首相の経済改革は目に見える成果が出ていないし、景気がよくなった実感もない。役所の無駄遣いをカットして、景気をよくするようにお金を使うべきです」と話していた。

 ■イラク派遣

 和歌山市の主婦(67)は「イラクへ行っている自衛隊は今のところ無事だけれど、明日どうなるかも分からない。自衛隊派遣に反対する候補に投票したいと思います」と話していた。

 ■拉致問題

 由良町の主婦(49)は「突然自分の家族がいなくなったら、とても耐えられません。拉致被害者家族の立場を考え、一刻も早く解決してほしい。拉致問題の解決を訴える候補に投票します」と話していた。

 (07/08)


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