2004参院選
 
縦断マラソン…陣営まずは関心集め(04参院選 ふくおか)

参院選の公示まであと約3週間となり、福岡選挙区(改選数2)の立候補予定者の動きが一段と活発化している。知名度を高めるための「選挙区縦断マラソン」やキャラバン隊による「遊説ツアー」、「千人集会」の大号令……。投票率の低下も懸念されているだけに、まずは有権者の関心を盛り上げようと、あの手この手で工夫する陣営が目立っている。

 民主公認の新顔、大久保勉氏は1日、「選挙区縦断マラソン」をスタートさせた。2週間をかけ、福岡市博多区の後援会事務所から北九州市を経由して大牟田市までの計140キロを走る。「知名度アップにつなげる苦肉の策」と陣営幹部。

 銀行員時代、ニューヨークマラソンに参加した経験があるという大久保氏。出発式では、ラガーシャツに短パン姿で「政治家と有権者の距離を縮めるため、沿道の一人ひとりと握手しながら走ります」とあいさつした。

 無所属新顔で元県議の古川忠氏は、これまで、地域の小規模集会や企業の朝礼などに参加してきた。「さらに無党派層も掘り起こそう」と、今月7日から19日まで、古川氏を含むキャラバン隊が車で県内を一周する「遊説ツアー」を展開する予定だ。

 自民公認の現職、吉村剛太郎氏は支持者を中心に回っている。「他党がやるようなイベント的な動きには関心がない」と陣営幹部。ただ、県内11区の衆院小選挙区ごとに「千人集会」を開くよう党支部に号令をかけ、強い意気込みを見せる。

 社民推薦の江頭邦弘氏は5月10日から支持者回りを続けており、1カ月で県内を一巡する予定だ。党県連が福岡・天神などで続けてきた街頭演説に今月11日から合流し、活動を本格化させる。江頭氏の妻も、同党参院議員の妻と一緒に行脚している。

 共産公認の津野豊臣氏は、今年1月から、県内で計約600回にのぼる街頭演説を重ねてきた。陣営幹部は「イラクと憲法の問題をセットに、他党と違う点を強調していきたい」と話す。

 維新政党・新風の新顔石原倫理氏や無所属新顔で貿易会社役員の藤本豊氏も、街頭演説などで有権者に訴えている。  (06/02)


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