2004参院選
 
33.1% 名前に投票(数字で見る ちば参院選:1)

 3年に1度の参院選が巡ってくる。当落が決まる得票数だけでなく、得票率や投票率など、数字は選挙の意味を雄弁に物語る。24日公示−7月11日投開票の日程が固まっている今回は、第20回の通常選挙。これまでの参院選千葉選挙区や県内の比例区の注目データを拾った。まずは、前回01年の通常選挙から比例区に導入された「非拘束名簿式」にまつわる数字、33.1%から。

 比例区は各政党の得票総数によって政党に議席が配分される。なのに、01年の参院選比例区では舛添要一、大橋巨泉、田嶋陽子各氏ら、個人の名が話題になった。

 理由は、改正公選法によって01年の参院選から比例区では、政党が中央選管に提出する立候補者の名簿が、あらかじめ当選の順位がつけられた名簿から、順位のつかない非拘束名簿にかわったためだ。

 投票は政党名でも候補者個人の名前でもできる。議席は政党名、候補者名を合わせた政党の得票総数で配分されるが、各政党の当選者は、個人名でより多くの票を獲得した候補者から順に決まっていく。

 01年に県内の比例区で最も多く「名前」が書かれた候補は、舛添氏でも大橋氏でもなく、25万4046票を獲得した公明の魚住裕一郎氏だった。

 主な政党のトップは自民が舛添氏(8万545票)、保守が扇千景氏(2万8790票)、社民が田嶋氏(2万4648票)、民主が大橋氏(2万2382票)、共産が石井正二氏(5198票)など。

 95年の参院選東京選挙区で初当選、01年に比例区に回った魚住氏が群を抜く。

 01年参院選の比例区で、主な政党の県内総得票は自民86万2314票、民主37万5195票、公明35万6161票、自由24万6219票、共産17万6218票、社民13万3356票、保守6万60票など。個人名での投票が可能になりながら、候補者名の得票は全体の33.1%にとどまった。全国でも個人名は35.7%だったから、それと比べると、やや個人名が少なかった。

 政党名か個人名かは、個人の知名度や政党がどういう形で支持を訴えたかに影響される。前回、政党名での得票が多かったのは共産の93.7%、自民の73.1%、民主の72.4%など。逆に個人名での得票の割合が多かったのは公明の78.6%、保守の50.3%などだった。

 知名度のあるスポーツ選手らの立候補が今回も予定される。県内では民主、公明、共産、社民各党は「比例区の重点候補がいる」とし、自民党は「団体ごとに推している」という。

 今回の参院選の改選数は121で、このうち比例区は48。県選管は8日、14政党、158人の候補者がいたとの想定で、比例区の開票リハーサルを行った。

 (06/15)


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