2004参院選
 
投票率アップ作戦 ダンスショー、有名人応援も

 今回の参院選で最も心配されるのが、投票率の低さ。選挙戦の後半、選挙管理委員会や関係各陣営は、有権者に投票に行ってもらうため、あの手この手の「作戦」を展開する。単なるパフォーマンスでは有権者は逆に冷めてしまう今のご時世。訴える側のセンスが問われそうだ。

 県選管は3日午後、JR千葉駅前でチアリーダーのショーを開いた。全国で活躍するプロ「チーム・スパーク」の5人が約20分間、派手な衣装と元気なダンスで「11日は投票しよう」とPR。脇では、職員らが靴磨きなどの啓発グッズを通行人に配った。参院選啓発用の予算は、約3千万円だという。

 自営業の男性(33)は「投票日は既に新聞で知っている。ダンスと選挙は結びつかないな」。無職男性(24)は「期日前投票のことは初めて知った」と話した。

 千葉選挙区に現職広中和歌子氏が立候補した民主党は3日、緑のバンダナを着けた国会議員の秘書ら30人が千葉市内を徒歩や自転車で流し、投票を訴えた。環境への配慮を見せ、有権者との距離を縮めて選挙への関心を高める狙いだが、1日の行動範囲が狭くなる悩みも陣営にはあるという。

 現職椎名一保氏が立候補した自民党は、参院議員の大仁田厚さんが4日午後1時から、千葉市の繁華街を回る。若者らに願い事を七夕の短冊に書いてもらい、党支持を訴える。陣営関係者は「人は集まるだろうが、票に結びつくか。小泉首相や安倍晋三幹事長にも来てほしかった」と話す。

 新顔浅野史子氏が立候補した共産党は、参加型イベントで投票率アップを目指す。4日午前11時からJR津田沼駅前で、自衛隊の多国籍軍参加などの是非に関し、有権者にシール投票を呼びかける予定だ。

 (07/04)


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