2004参院選
 
議員立法、半数が提出 改選参院議員の国会活動調査

 7月の参院選を前に、朝日新聞社は東京大学蒲島郁夫研究室と共同で、改選対象者となる参院議員124人(欠員2)の今任期中の議員立法提出数や委員会出席数など主な国会活動状況を調べた。議員立法は増える傾向にあり、全議員の半数が提出していた。共産、社民両党は1人当たり平均で提出数が15件を超えており、野党の積極性が目立つ。委員会への出席回数は各党とも1年生議員の多さが際立ち、ベテランになるほど少なくなっている。

 今任期中に議案を提出したのは62人。主要政党別の1人当たりの提出回数は、与党は自民0.2、公明0.8件と1件に満たない。逆に野党は民主5.2、共産15.1、社民15.5件で、与野党の差が目立った。

 自民、公明の提出が少ないのは、議員立法に頼らなくても政府案に主張を反映できるためだ。一方、共産、社民は所属議員数が少なく、提案者となる機会が多いとみられる。

 全体に議員立法数は増加傾向にある。通常国会への提出件数は99年から昨年までの5年間で平均20.8件。94年から5年間の平均6.6件を大幅に上回る。参院議案課は「政権担当能力をアピールしたい民主党が積極的なことと、超党派の活動が活発になってきたためだ」と分析している。

 委員会への出席回数は与野党とも当選回数が少ないほど出席回数が増える傾向がわかった。

 補選や繰り上げの当選者12人を除く112人のうち、出席回数の多い上位10人は自民、民主、共産の議員だったが、いずれも1期。全体でも1期議員は平均301回出席しているのに対し、2期以上は同229回だった。

 全議員のトップは自民1期の森田次夫氏で455回。平均(約268回)の1.7倍だ。

 最も回数が少なかったのは、参院自民幹事長で3期の青木幹雄氏の64回。

 政党別、期別でみると、自民1期議員が平均322回で最も多い。自民2期以上(平均212回)とは100回以上の差が開き、「世代間格差」が歴然としている。 (06/06 01:55)


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