2004参院選
 
早大周辺商店会が「選挙セール」、ビール1杯が無料など

 早稲田大学(東京都新宿区)かいわいの商店でつくる「早稲田大学周辺商店連合会」(475店舗)は参院選の投開票日以降、投票した人に特別なサービスを用意する「選挙セール」を企画している。若者の投票率が低迷する中、学生街の商店主たちが考えた苦肉の策だ。

 セールでは、投票所で受け取る「投票済証」を加盟店で見せれば、サービスが受けられるようにする。ランチにコーヒーがついたり、ビール1杯が無料になったり。投票日前に選挙セールのポスターを各店舗に配り、サービスの内容や実施期間を書き込んでもらう。

 区の選挙管理委員会に相談すると、「公選法上の問題はない。投票率アップに取り組むことに敬意を表します」と歓迎された。今後、都の食肉組合や区の生鮮組合にも参加を呼びかけていく予定だ。

 地元出身で自らも早稲田大に通った早稲田商店会の安井潤一郎会長(54)は「今の学生は、はじめからあきらめている」と言う。ただ、何かをしたいという気持ちも感じる。「選挙に行って考えることが、その『何か』を見つけるきっかけになるのではないか」

 一票を投じることで国や自らが住む地域の将来を考えてもらい、それが商店街の活性化にもつながるはずだと考える。「選挙をコミュニティーの結束につなげたい」

 一人でも多くの周辺住民に投票所に向かってもらうため、当日は投票所周辺で縁日を開くことも計画している。

(06/13 09:55)


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