2004参院選
 
参院選、来月11日投開票 313人が立候補の準備

JR新橋駅前では選挙カーが支持を訴えた=16日午後、東京・新橋で
JR新橋駅前では選挙カーが支持を訴えた=16日午後、東京・新橋で

 通常国会が16日に閉会し、同日の臨時閣議で参院選の日程は24日公示、7月11日投開票と正式に決定された。各党・立候補予定者は事実上の選挙戦に入った。朝日新聞社の調べでは16日現在、選挙区で185人、比例区で8党128人の計313人が立候補を予定している。政界の二大政党化が進んだことで、主要政党以外の政党が擁立を見送り、最終的には前回01年の候補者数(496人)を大幅に下回りそうだ。

 今回の参院選の最大の焦点は、06年秋までの長期政権を狙う小泉首相と連立与党が信任されるかどうか。政策面では与野党が激しく対立した年金などの社会保障問題と、イラクでの自衛隊の多国籍軍参加などが問われそうだ。

 昨秋の総選挙は、自民と民主の二大政党化が進むなか、政権選択とマニフェスト(政権公約)が特徴だったが、参院選は総選挙以降の「マニフェスト点検」の最大の機会であり、政権の信任選挙の性格が強い。一方、民主党は、次の総選挙で政権交代を目指すうえで今回の参院選をステップと位置づける。党内の混乱を受けて登場した岡田代表にとっては、9月の代表選での「続投」を賭けた選挙だ。

 改選数は前回同様、選挙区で3、比例区で2減り、それぞれ73と48の計121。

 前回24人を擁立した社民党が今回は15人にとどまり、前回31人だった自由党と、5人を立てた保守党が消滅。大量候補を立ててきた自由連合も擁立を見送る方向だ。逆に自民党は5人、民主党は10人それぞれ増やす見込み。選挙区の立候補予定者は前回候補者の292人に比べて大幅に減り、自民、民主両党を中心とした少数激戦の様相だ。

 前回は31人を擁立した自由党と、5人を擁立した保守党が消滅。大量候補を立ててきた自由連合も擁立を見送る方向。逆に自民党は5人、民主党は10人それぞれ増やす見込み。選挙区の立候補予定者は前回候補者の292人に比べて大幅に減り、自民、民主両党を中心とした少数激戦の様相だ。

 自民党は岩手、山梨を除く45選挙区で計48人の公認候補を決定。民主党は42選挙区で計47人を擁立し、東京、神奈川、愛知など5選挙区で2人当選をめざす。公明党は埼玉、東京、大阪の大都市3選挙区に絞って候補者を擁立。共産党は沖縄を除く全選挙区で1人ずつ立てる。社民は東北、関東を中心に10人を擁立する。

 比例区で名乗りを上げているのは8政党で、最も少なかった前々回、前回の14政党を下回る可能性が高い。

 選挙区のうち1人区は27。うち21区で自民と民主がぶつかる構図となっており、全体の勝敗のカギを握るとみられる。

 投票率は前回は56.44%(選挙区の全国平均)で、前々回から2.4ポイント低下した。この行方も焦点となりそうだ。

                  ◇

            <参院選の立候補予定者数>

                     (16日現在、朝日新聞社調べ)

       選挙区 比例区  計 改選議席 非改選議席 現有議席計

自民       48  33   81    50    66    116 

民主       47  26   73    38    32     70

公明        3  17   20    10    13     23

共産       46  25   71    15     5     20

社民       10   5   15     2     3      5

無所属の会    0   0    0     4     0      4

みどりの会議   0  10   10     1     0      1

諸派        8  12   20     0     0      0

無所属      23   −  23     4     2      6

                       (欠2)         (欠2)

合計      185 128  313   124   121    245

<注>立候補予定者は各党派の公認。推薦・支持は除く

(06/16 22:10)


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