2004参院選
 
民主が岡田ビジョン 「分権・市場主義・公正」掲げる

 民主党は18日、7月の参院選の政権公約(マニフェスト)のうち、岡田代表の基本姿勢を示した「ビジョン」(岡田ビジョン)と、重点政策「8つの約束」を発表した。岡田ビジョンでは、分権国家、市場主義、自由で公正な社会の三つを目標に掲げ、その実現のために「人づくり」や教育を重視したのが特徴だ。

 岡田ビジョンは「日本人には力と可能性があると信じている」としたうえで、「官僚主導の政治、利益配分の政治を変えなければならない」と指摘。「『政治とカネ』にまつわる事件がこれ以上、続くことがないよう、透明度の高い、開かれた、正直な政治を確実にすることから始めたい」と、政治家自ら襟をただす必要性も示した。

 「まっとうな社会をつくる」を掲げ、(1)地域のことは地域で決める分権社会、分権国家・日本の構築(2)市場のことは市場に委ねて自由な競争が活力をもたらす社会への転換(3)国民一人ひとりの自由な選択を保障し、「やり直しのきく社会」へと転換し、中間層に厚みをもたらす――の三つを目標として示した。

 重点政策は、(1)年金制度の一元化(2)補助金18兆円の地方財源への切り替え(3)農業分野での「直接支払制度」(4)事業規制の原則撤廃(5)若者の就職支援(6)教育における国の役割の縮小(7)国際協調を軸に「自立と対等」の外交の実現(8)政治の透明度の向上――の8項目。

 仙谷由人政調会長は記者会見で「岡田ビジョンのコンセプトは『人』。教育や若者の雇用を大きく取り上げた」と説明した。 (06/18 12:34)


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