2004参院選
 
「一票の格差」5.16倍 参院選、前回よりさらに拡大

 今回の参院選での「一票の格差」が最大5.16倍となることが、総務省が24日に発表した選挙人名簿登録者数でわかった。前回01年(5.06倍)に比べ格差はさらに拡大した。1月の最高裁判決で是正を求められながら、定数見直しを07年に先送りしたことへの批判が改めて強まりそうだ。

 有権者数は公示前日の23日現在。それによると国内の有権者数は1億295万1229人(男性4987万7917人、女性5307万3312人)。議員1人当たりの有権者数が最も多いのは東京選挙区(改選数4)で、最も少ないのが鳥取選挙区だった。鳥取選挙区との「一票の格差」が2倍以上となる選挙区は28選挙区に達した。

 01年の参院選で東京、鳥取両選挙区間で議員1人当たりの有権者数が5.06倍となったことから、首都圏の弁護士らが選挙無効の確認を求めて提訴。最高裁は1月に定数配分を合憲とする判決を下したが、裁判官15人のうち6人が「違憲」の反対意見を述べ、合憲とした裁判官9人のうち4人も「格差是正の措置を取らずに漫然といまの状況が続いたまま次の選挙が行われれば、違憲判断をする余地がある」と抜本改革を求めていた。

 しかし、参院の各会派でつくる「参院選挙の定数格差問題に関する協議会」(座長・久世公尭元金融再生委員長)は5月末、今回の定数格差是正を見送り、06年の通常国会での改正をめざすとの報告書をまとめていた。

(06/24 22:05)


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