2004参院選
 
比例区「どこに投票」自・民23%で並ぶ 朝日新聞調査

比例区で投票したい政党
  

 朝日新聞社が参院選公示直前の22、23日に実施した第5回の連続世論調査によると、比例区で「どの政党または政党の人に投票したいか」との質問への回答は、自民、民主両党がともに23%で並んだ。一時は自民が民主に2倍近い大差をつけていたが、民主が急速に追い上げている。ただし最も多いのは「まだ決めていない」人で全体の37%を占めており、各党がこうした有権者の心をいかにつかむかが焦点となる。

 参院選に「大いに関心がある」と答えた人は、前回調査の23%から30%に増加。最近の国政選挙の同時期に比べて依然低めだが、民主支持層に限れば55%と際立って高い。

 比例区の投票先で、前回は自民が21%、民主17%。民主はこれまで1割台で推移していたが、今回初めて2割を超えた。無党派層の中の動きをみると、自民は6%→8%だが、民主は9%→15%に増加。「大いに関心」層でも、自民が27%→26%に対し、民主は30%→39%と急増している。

 そのほかの政党は、公明4%、共産2%、社民2%。5回の調査を通じて、あまり変わっていない。

 参院選で「議席が増えてほしい政党」は民主が34%で、自民が22%。前回の民主28%、自民20%から、さらに差が広がった。特に「大いに関心」層では、民主と答えた人が、前回の41%から53%に急増し、5回の調査で最高となった。

 実際に投票する可能性が極めて高い「大いに関心」層の比率そのものは26→30→22→23→30%と推移し、低迷状態を脱したようにもみえる。もっとも、昨年11月の総選挙、01年7月の参院選の同時期には「大いに関心」層がともに4割近くに達しており、国政選挙への関心度としてはまだ低め。特に無党派層で16%、20代では8%で、低い水準にとどまっている。

 民主支持層に限ると「大いに関心」は42→44→37→45→55%と目立って上昇している。全体として民主への期待が高まるなか、同支持層ではとりわけ選挙への期待感が膨らんできているようだ。

 発足から1カ月がたった岡田民主党についても聞いた。岡田氏が民主党の新代表になったことで、民主党の評価が「良くなった」は13%、「悪くなった」が10%、「とくに変わらない」73%だった。岡田氏が代表に就いたことが、民主党への評価に直接つながっているわけではなさそうだ。

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 〈調査方法〉 朝日RDD方式で22、23の両日、1000人目標の電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は1023件、回答率は53%。 (06/24 23:57)


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