2004参院選
 
「自衛隊票」狙い争奪戦 防衛庁出身の自民比例区候補

 参院選で、自民党比例区候補の防衛庁出身の3氏が「自衛隊票」を狙って争奪戦を繰り広げている。3氏は事前に支援団体の振り分けをしたはずだったが、自民党の苦戦が伝えられている現状が反映しているようだ。

 現職の月原茂皓、新顔の関肇、前職の鈴木正孝の3氏。9日夕には、東京都新宿区の防衛庁正門前に月原氏と関氏の選挙カーが鉢合わせ。月原氏が「自衛官の声を政治に」と訴える一方、関陣営は候補者本人はいないものの、「防衛庁出身・空挺(くうてい)レンジャー課程修了」と書かれた選挙カーから、「国会には安全保障の専門家が少ない」と連呼。退庁する職員や自衛官らに支持を求めた。

 自民党は当初、月原氏は防衛庁・自衛隊票、関氏は宗教関係など、鈴木氏は軍恩関係というすみ分けを考えていたが、3氏の陣営のある関係者は「防衛庁出身同士で競うのは悲しいが、やはり防衛庁・自衛隊票に頼りたい」と話す。

 前回参院選の比例区では、自民党の防衛庁出身者では事務次官OBの依田智治氏1人が立ち、7万8000票余で落選した。 (07/09 23:01)


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