参院の各党勢力  定数削減に伴い改選数は121。自民党執行部は51議席を勝敗ラインに掲げるが、党内では単独過半数への期待感が高まっている。

 自民党は89年の参院選で消費税導入やリクルート事件の影響で惨敗。55年の結党以来初めて単独過半数を割った。以後、参院での多数を確保するため連立の時代が続いてきた。

 しかし、01年の参院選で「小泉ブーム」の追い風が吹いたこともあり、現在の自民党の非改選議席は66(自民党出身の倉田寛之議長を含む)。今回56議席を得れば非改選議席と合わせて122議席となり、15年ぶりの単独過半数に手が届く。

 参院では、すべての常任委員会で過半数を握ることができる「安定多数」は129。自民党が単独で、この安定多数を得るのに必要な改選議席は63。また、連立を組む公明党と合わせれば非改選は79議席あるため、今回43議席を得れば過半数を維持できる。

 一方、民主党は「自民党を上回る議席」(岡田克也代表)を目標に掲げる。だが、民主、共産、社民の野党3党を合わせた非改選議席は40で、過半数には82議席足りない。