2004参院選

本社出口調査


自公選挙協力 結果は

自民支持層 「比例区は公明」5%

公明支持層 「選挙区は自民」40%



 選挙区の自民党候補が公明党支持者に支えられて当選する傾向は選挙のたびに進んでいる。昨年の総選挙では公明票欲しさに「小選挙区は自民、比例区は公明」と呼びかける候補者が続出。今回も、自民苦戦が伝えられた終盤戦で、同じ手法に訴える候補が相次いだ。

 出口調査を見ると、選挙区で自民党候補に投票した公明支持者の割合は、01年参院選の26%から40%に大きく伸びた。公明党が選挙区の候補者を前回の5人から3人に絞り込んだため、公明候補の立たなかった選挙区で自民候補が公明支持層の受け皿となった影響が大きい。

 一方、「比例区は公明」が効いたのか、自民支持層でありながら比例区で公明党に投票した割合は5%。01年参院選では4%だった。ただ、自民支持層の公明党への貢献は限定的なものにとどまっている。

 また、公明支持層の12%が選挙区で民主党候補を選択。01年参院選の7%から大きく増加。共産党候補への投票も2%から4%へと伸びた。小泉政権の年金政策や多国籍軍参加への不満が公明支持者の中でくすぶっていることがうかがえる。

◇    ◇

 出口調査は全国3660カ所の投票所で実施した。投票を終えた有権者に調査用紙を渡し、回答の秘密が守られる形で、選挙区で投票した候補者、比例区で投票した政党、ふだんの支持政党などについて答えてもらった。約18万6800人から有効回答を得た。%の数字は、小数点第1位を四捨五入したため、合計が100にならない場合がある。

(朝日新聞2004年7月12日朝刊紙面)


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