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「15分学習」の効果を、高めるための学習法

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中学生向けの進研ゼミを統括する清水里子さん

 家庭での「15分学習」は、どんなメリットがあり、どのように取り組めば良いのでしょうか。中学生向けの進研ゼミを統括する清水里子さんにインタビューしました。

勉強のチャンスを増やす短時間学習

――教材を「15分1回」で構成するのは、どのような考えに基づいていますか?

 集中力の単位が15分だというのは、私の入社前から伝統的に伝えられてきて、基本設計はずっと変わっていません。編集者は年間に100人以上のお子さんとお会いして、実際に教材を解く様子を見るのですが、時間がたつと鉛筆を回しだしたり、飽きるのが明確にわかるんですよね。15分1回であることの意味は、今回の実験の前から私たちも自信を持って把握していたと思います。

 もう一つ、1回15分に意味があるのは、子どもに勉強のチャンスが生まれやすいということです。中学生になると、部活があったり、学校からの宿題も増え、まとまった時間がとりにくくなります。15分ということで、朝ちょっとやってみたり、帰宅して夕食までの間にやったり。テレビを見てからお風呂までの間などにも「やってみよう」という気になりやすいと言えます。

――なぜ、そのような教材が作れたのでしょうか。

 赤ペン先生の問題でどんな誤答が多いかというデータや全国規模の実力診断マークテストなどの傾向から、ポイントを抽出して確実にわかるための工夫をしています。実際に問題をお子さまに解いてもらって、どこでつまづいたりペンが止まったりするのかについても観察して、教材の開発に活かしているので、15分という短い時間のなかでも、濃度が濃い学習ができる教材になっているのだと思います。

――15分で学習を完結させることは、子どもの姿勢にどんな影響をもたらしますか?

 子どもたちが感じるのは「取り組めた」の次に、「できた」「わかった」です。たとえできなくても、「わかった!」までジャンプできるようにすることで、じゃあ次もやってみよう、明日もやってみようと、15分の短いサイクルをずっと回し続けることができます。それが積み重なって、学校の授業がわかる、テストで点が取れる、だから、次の目標に向けても頑張るという大きなサイクルになることを追求しています。

15分一単位を考え抜きやりぬく集中力、わからないことを解決しようとする力、明日の授業に向けて予習する習慣・・・、こういう力や姿勢が勉強だけでなく、社会人になっても役立つ力につながるのだと思います。

15分の感覚値が受験でも役に立つ

――普段の学習は15分だとしても、試験は長時間。対応できるのですか?

 基本設計は15分ですが、受験に向けては15分で取り組める量を調整したり、取り組み時間そのものを20分以上にするなどの調整をしています。ただ、15分1回というのは、受験にも意味があると思います。50分で全部を解ききるといった時にも、自分が15分でどこまでできるかという感覚値になるからです。

 受験の直前には、実際に時間を測りながら本番に近い形で行う「リハーサルテスト」をご用意しています。受験対策としては見直しの時間を引いて逆算して、小問単位で1問にかけられる時間は何分であるとか、試験問題の本番攻略を指導しています。

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