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早稲田大学大学院経営管理研究科(WBS:早稲田大学ビジネススクール)
ビジネスとファイナンスを融合。多彩なプログラムを持つ国内最大規模のMBA

早稲田大学大学院経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール:WBS) 杉浦正和 教授

 早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻と、東京・日本橋にキャンパスを持っていた同大学大学院ファイナンス研究科が発展的に統合。2016年4月から新たな専門職大学院「早稲田大学大学院経営管理研究科(WBS:早稲田大学ビジネススクール)」が誕生した。昼間と夜間コースの合計で8プログラムを開設。社会人の多様なニーズに対応するだけでなく、教員・学生数では国内最大規模のMBAとして「多彩なシナジー(相乗効果)の発展が期待できる、国際競争力の高い新時代のビジネススクールです」と広報担当の杉浦正和教授は力強く語った。

ビジネス&ファイナンスの融合で、社会人の市場価値を高める

 社会・経済の急速なグローバリゼーションを背景として、ビジネスのあり方が大きく変わりつつある。今や地方の中小企業でもアジアに生産拠点を持っており、これまでの経験則だけでは対応できない新たなフェーズに突入したといっていいだろう。

 早稲田大学では、これまで大学院商学研究科ビジネス専攻が早稲田大学ビジネススクールとして実践的かつアカデミックな経営教育を行ってきた。また、東京・日本橋に同大学大学院ファイナンス研究科を設置して財務・金融のスペシャリストを育成してきた。この2大学院を発展的に統合した専門職大学院として、経営管理研究科が2016年4月から発足した。

 早稲田大学ビジネススクールの通称および略称のWBSは継続的に使用するが、この経緯から分かるように、早稲田大学経営管理研究科はビジネス教育とファイナンス教育を融合した構成となっている。広い門構えで、前述した新たなフェーズに対応できる高度専門職業人の育成を目標としている。
「もともとビジネスとファイナンスは不可分の関係にあります。むしろMBAとして本来的な姿になったと言えるのではないでしょうか。早稲田キャンパスにあるビジネススクールと日本橋にあったファイナンススクールが高いレベルで融合して1つの組織になったことで、シナジーが期待できます。選択できる科目が飛躍的に増加することも相乗効果の1つです。WBSでは英語で履修できるプログラムにも歴史がありますが、英語でファイナンスを専攻するプログラムも追加し、更なる充実を図っています。中国・台湾・ASEAN諸国などアジアの留学生と一緒に学ぶことも可能。学生・教員数では国内最大規模のビジネススクールですから、同期生や卒業生との充実したネットワークを築くことができるなど、スケールメリットも享受できると思います」(早稲田大学大学院経営管理研究科杉浦正和教授、以下同)

働きながら学べる「夜間主」では3つのプログラムを設定

 ビジネスとファイナンスを2本の柱として、昼間に学んで修了する全日制と、働きながら学べる夜間主の両方で8つの多彩なプログラムが設置されていることも新生WBSの際立った特長といえるだろう。まず全日制から簡単に紹介する。

●全日制グローバル(日本語/ 英語)
各国からの留学生と日本人が共に学び、ビジネスの知識だけでなく、国際的なセンスも備えた新時代のビジネスリーダーを育成する。入学時期については4月(日本語)と9月(英語)があり、いずれも平日昼間の授業が中心で修業年限は2年間。

●1年制総合(日本語のみ)
ビジネスで必要とされる広範な知識を習得しながら、分析力、判断力、実行力などをブラッシュアップしていく。バランス感覚に優れたジェネラルマネジメントのプロを目指す1年間の圧縮・集中プログラム。

●MSc in Finance(英語のみ)
企業活動などで必要になる財務・金融知識と運用スキルに関する実践的な科目で構成。授業は平日昼間が中心だが、修了に必要なすべての科目、ゼミを英語で実施する。人材が希少なグローバルに活躍できるファイナンスのプロを養成。修業年限は2年間。

●早稲田-ナンヤン・ダブルMBA(英語のみ)
WBSとシンガポールのトップ大学院、ナンヤンビジネススクールの双方で学び、2つのMBAを修得できるダブル・ディグリープログラム。国際派ビジネスパーソンとしての能力を磨き上げ、自立したグローバルリーダーを目指す。修業年限は14か月。

 このように全日制では英語で学ぶプログラムが複数あるほか、留学生も多いことから、海外とほとんど同じ国際環境で学ぶことができる。今後はさらに高次元のグローバル化が進むと予測されているだけに、会社を説得して企業派遣または休職の許可を得て取り組むということにも価値があるだろう。

 働きながら夜間および土曜日の授業を履修することでMBAを取得できる夜間主プログラムは需要が高く、応募者は際立って多い。授業は日本語のみで行われる。応募者の細かなニーズの違いに対応して下記の3つのプログラムがある。

●夜間主総合
ジェネラルマネジメントについて幅広く学ぶ総合能力向上を目指すプログラム。科目をバランスよく履修するが、焦点を当てたい分野が定まる2年目にはゼミに参加して自分の強みとなる得意分野を深めていく。

●夜間主プロフェッショナル・マネジメント専修
応募時点で深めたい分野が明確である人むけで、スペシャリティを武器に経営幹部を目指す社会人向けのプログラム。1年目からゼミがあり、コア科目をバランスよく履修しつつ興味のある分野にややフォーカスを強めに当てていく。

●夜間主プロフェッショナル・ファイナンス専修
財務・金融のスペシャリストを養成することを目的とするプログラム。専門的で高度なファイナンス知識をベースに、高い判断力と柔軟な思考力を育成。

 夜間主プログラムはいずれも平日夜間と土曜日昼間の授業を履修することで、2年間で修了可能。授業は都心の東京都新宿区西早稲田で行われる。地下鉄東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩5分と足回りも抜群なので、都内で働く社会人なら無理なく通学を続けられる立地といえるだろう。

「最初から戦略・新規事業・人材・マーケティング・ファイナンスなど特定分野を強みにしたいという方については夜間主プロフェッショナルのマネジメント専修またはファイナンス専修が適しているといえます。専門の分野に2年間じっくり取り組めるからです。それに対して応募時点では決めにくいということであれば、夜間主総合で広く学びつつ専門を後で選んでいくのが良いと思います。専門分野を先に決めるか後で決めるか――その違いは微妙なものに思えるかもしれませんが、実際に学ぼうと考える方にとっては大きいです。そのような点も含め、社会人の様々な状況やニーズにこれほど幅広く対応したビジネススクールは他に例がないと自負しています。これまでもそうでしたが、会社や先輩からの指導や教育を待つのではなく、自分で自分の市場価値を積極的に高めていく時代。WBSで学ぶことは、人生を大きく変えていくきっかけにもなるはずですよ」

学生数が多いため、修了後の人材交流も活発

 新しくスタートした経営管理研究科としての学生データはまだないが、2015年4月時点での商学研究科ビジネス専攻とファイナンス研究科の資料によれば、入学者の年齢は30代が圧倒的に多い。ファイナンス研究科は専門性が高いせいか25歳から34歳で59%を占めていたり、全日制は若干平均年齢が低いなどプログラムによる若干の違いはあるものの、30代が日本におけるビジネススクール入学の最多層と言えそうだ。

「WBSのプログラムは時間帯・言語・専門性の度合いなどのニーズに細かく対応しています。そのため、複雑に見えてしまうかもしれません。しかしながら、実際には授業はプログラムを超えて行われます。つまりクラスを通して300人が皆同期です。夜間主のプロフェッショナルと総合はほとんどのクラスで乗り合いですし、全日制の学生が夜間主の時間帯のクラスを履修することもできます。日本人が英語の授業を履修してもよく、日本語のできる留学生が日本語の授業を履修することもあります。教員については、各専門分野の著名な学術経験者とマッキンゼーやボストンコンサルティンググループの元日本代表など実務経験豊富なプロフェッショナルの両方がいます」

「各プログラムの入学定員を単純に合計すると255名(2016年度)となり、国内では最大規模となります。高い応募倍率をくぐり抜けてきた数多くの強者たちが、クラス討議においてはそれぞれのビジネス経験をもとに貢献しあいます。このような関係は、そのまま卒業後も続いていきます。WBS全体としてのOB会があるだけでなく、ゼミ単位での縦の交流も盛んです。会社という枠を大きく超えたネットワークを獲得できること――これもビジネススクールで学ぶ大きな財産と言えるのではないでしょうか。ビジネスの知見を広げたい、自分なりの専門性を確立したい、あるいは自分の殻を破りたいという社会人を歓迎します」