広告特集 企画制作 朝日新聞社メディアビジネス局

Blue Table

ひとつのテーブルで、共通価値を創造する

ひとつのテーブルで、共通価値を創造する

ひとつのテーブルで、共通価値を創造する

Blue Tableは、企業・学生団体・著名人などが、垣根を超えて集まり、Creating Shared Value(共通価値)を生み出し、発信するテーブルです。

Blue Tableは、企業・学生団体・著名人などが、垣根を超えて集まり、Creating Shared Value(共通価値)を生み出し、発信するテーブルです。

Blue Tableは、企業・学生団体・著名人などが、垣根を超えて集まり、Creating Shared Value(共通価値)を生み出し、発信するテーブルです。

CSV(Creating Shared Value)とは経営学者マイケル・ポーターが提唱。企業・生活者・社会の真ん中にある共通価値を生み出し、共に成長していくこと。事業・マーケティング・CSR、あらゆる企業活動に、この考え方をあてはめることができる。

CSV(Creating Shared Value)とは経営学者マイケル・ポーターが提唱。企業・生活者・社会の真ん中にある共通価値を生み出し、共に成長していくこと。事業・マーケティング・CSR、あらゆる企業活動に、この考え方をあてはめることができる。

CSVとは?(Creating Shared Value)
経営学者マイケル・ポーターが提唱。企業・生活者・社会の真ん中にある共通価値を生み出し、共に成長していくこと。事業・マーケティング・CSR、あらゆる企業活動に、この考え方をあてはめることができる。

Session8 2016年11月19日(土)福島県の「食の魅力」を多角的に考えるシンポジウム
体験!ふくしまプライド。in関西
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 豊かな自然のなかで、たくさんの「おいしさ」を生み出してきた福島県は、四季折々の味わいを国内外に届けている。高い評価を得てきた「味わい」を、これからも。未来へつないでいく「おいしさ」と「生産者の思い」を伝えるシンポジウムが大阪市内で開かれた。

11月19日・グランフロント大阪 ナレッジシアター(大阪市)

主催者あいさつ

福島県副知事 鈴木正晃

 東日本大震災から5年8カ月が経過しました。福島県はようやく復興、再生に向けて一歩ずつ、前を向いて歩けるようになってきました。これは、ご来場の皆様をはじめ、国内外の皆様に支援していただいたおかげだと深く感謝しております。

 県産品の状況を少し紹介しますと、日本酒の全国新酒鑑評会で金賞を受賞した銘柄数が4年連続で日本一になりました。そして生産量全国2位で果物生産の主力に 位置づけているモモは、タイなど東南アジアを中心に輸出が増大しています。また、多くのファンを持つ「会津身不知(みしらず)柿」も本格的に輸出を再開することができました。このようにだんだんと明るさを増しており、今後はさらに新しいことにチャレンジして、課題を乗り越えていきます。

 今日は、スタディツアーに参加した学生の発表や、ゲストの皆様とのトークセッションを通じて、県内の生産者が安全に配慮し、誇りを持っておいしい農産物をつくっていることをお伝えできればと考えています。

 私たちは今、こうした思いを「ふくしまプライド。」という言葉にこめて、広く発信しています。ぜひ今日を機会に福島県産品を手にとって、豊かな味を楽しんでいただきたいと思います。

Blue Table セッション

Chapter #1 :ブルーテーブル in 関西「ふくしまプライド。体感リポート」

米の全量全袋検査と新しい米づくり

ロバート キャンベルさん

 学生の発表で幕を開けたブルーテーブル。県と生産者たちが掲げる「ふくしまプライド。」を象徴する取り組みとしてまず触れられたのが、米について。

 福島県産の米は、流通前に全ての米を対象に放射性物質の検査を行い、安全が確認された後、各袋に検査結果を開示するためのバーコードシールを貼る。出荷までのプロセスと消費者の購入意識を調査した野上萌さんは「安全・安心を証明する取り組みに注力していることが感じられた。他県よりも進んでいる印象を持った」と明かす。しかし、「大阪のように離れた地域で福島県産米を売っていくためには、福島県産米を選ぶ理由が必要」と感じたそう。

 佐藤瑛子さんは、この現状を打破しようと立ち上がった生産者の創意工夫を伝える。米農家・御稲(みいね)プライマル(株)では、田んぼごとの土の性質や収穫した米の成分を解析したうえで、新しい取り組みを始めている。すでに甘みや食感をコントロールする製法を確立しているそうで、カレー用、牛丼用などメニューに合わせた「料理米」の開発を進めている。「官能検査に同席して、味や形状が素人にもわかるほど違うので驚いた。農業に新しい風を吹きこみ、農業従事者を増やすことを目指している姿に感銘を受けた」と語った。

「ふくしまプライド。」で 次なるステージへ

柳沼淳子さん

 最後に発表した武井裕典さんは、「福島で挑戦を続ける生産者はたくさんいる。私たちは、新しい価値を生み出している人たちを“NEXTふくしまメーカー”と呼びたい」という。前述の米農家・御稲プライマル(株)や、独自に取材した福島県内のシイタケ農家はまさに“NEXTふくしまメーカ”であり、こうした生産者と直接会って話をしたことで、震災に負けずに高品質の生産物を届けようという前向きなチャレンジ精神を強く感じたそう。そして「福島県の農産物は安全確保の先にある、次のステージに進んでいるのだとわかった」と発表を結んだ。

 ロバート キャンベルさんは「福島の生産者がピンチはチャンスと考えて努力していると感じた。生産者が農業で生きていくためにブランド化に取り組んでいくことは必要。全国の生産者はもちろん、消費者にとってもいい刺激になるはず」とコメント。柳沼淳子さんは「逆境を糧においしさを追求しているのが魅力的。安全は当たり前のこととして、おいしさや魅力が先立つようになると復興も早まるのでは」と期待を寄せ、様々な意見が交わされた発表となった。

スタディツアーで 福島の農業の現場を知る

 福島県は今年10月にスタディツアーを実施し、学生3人が参加した。初日は本宮市の米農家・御稲プライマル(株)で稲刈りなど農家の生活を体験。翌日は郡山市の福島さくら農業協同組合にある米の全量全袋検査施設やカントリーエレベーターなどを視察し、農産物直売所にも足を運んだ。学生たちは1泊2日のツアー内容と現地で感じた自身の考えを述べ、若い視点を生かしたプロジェクトを提案した。

Chapter #2 :トークセッション「未来へつなぐ“ふくしまの美味”」

ともに成長する農業と豊かな土地の魅力

白羽ゆりさん

柳沼 第2部は福島県の農林水産物の魅力や産地の取り組みについて、生産現場の声をもとに、話を深めていきます。

加藤晃司(以下加藤) 私たちは福島市内のフルーツラインと呼ばれる果樹畑に囲まれた地域で米をつくっています。主な品種は県のオリジナル米「天のつぶ」です。先ほどの発表で登場した御稲プライマルさんとは、ファーマーズキャンプという催しで出会って以来、米に対する考え方などを語り合っています。

柳沼 そうでしたか。加藤さんも、個性的な米づくりをされているそうですね。

加藤 地の利を生かしています。福島は年間でサクランボ、モモ、ナシ、リンゴなど様々な果物が採れますが、天のつぶの収穫前に近隣農家で採れたモモやリンゴをいただいて、それをしぼったものを散布します。これでうまみが凝縮されるんです。

柳沼 果物と米の生産者が一緒になって、福島のおいしい農産物をつくっているのですね。

鈴木 福島県の生産者の大きな特徴だと思います。みんなで技術を共有し、アイデアを出し合いながら工夫しているのです。福島は多彩な農産物が採れ、生産量全国2位のモモや全国3位のキュウリがありますし、日本酒や福島牛なども全国の品評会などで高い評価を得ています。生産者は互いに高め合いながら、それぞれが誇りを持って生産しているんです。

加藤絵美 農家の先輩方は勉強熱心な人が多いです。それでも、さらに勉強して意見を出し合い、一丸になって取り組んでいると感じます。私たちもそういう姿を見ながらがんばっているところです。

キャンベル ともに成長する農業、いいですね。僕は毎朝飲むスムージーに福島産の甘い御前(ごぜん)人参を使いますが、福島は根菜類もおいしいですよね。このおいしい御前人参を福島の若い生産者たちがつくったと聞いて驚きました。それからもう一つ、福島は観光も楽しめて、英気を養える土地だと感じます。日本酒の蔵めぐりなどは僕が福島のファンになったきっかけです。

白羽 私は中通りの出身で、7年ほど観光交流大使を務めていますが、福島県は本当に大きくて、食や観光など様々な魅力が県内全域にあったのだと大人になって実感しました。食べ物では米や果物のほか日本酒や海の幸などもおいしいですし、温泉やドラマの舞台にもなった鶴ヶ城など観光スポットもたくさんあります。

加藤晃司さん

福島県産品を安心して食べてもらうために

柳沼 県の農産物がおいしいことがわかりましたが、それを支える県の取り組みを教えてください。

鈴木 米は全量全袋検査を実施しており、1000万袋以上を検査します。牛も全頭検査しています。昨年は一部の野生のものを除き、基準値を超えた農林水産物はありませんでした。安全と安心を掲げ、胸を張って出荷できると考えています。

加藤 全量というのはすごい量なんです。私たちのところでも、30キロ袋を1万袋ぐらい検査にかけています。検査があるということは、新米が流通する時期に他県より出荷が遅れるということです。それでも、安全と安心を担保するためには欠かせないことなんです。現場は苦労も多いですが、やはりいいものを届けたいですし、安心して食べてほしいですから。

加藤絵美さん

キャンベル 生産者がどれほど苦労しているか、わかりますね。僕は郡山市にある直売所によく立ち寄りますが、そこでは入り口近くにガラス張りの検査場を設けているんです。採れたての野菜の放射性物質がすぐ検査できるようになっています。当然、基準値を超えるものは並んでいないのですが、導入することで地元の客足が戻ったそうです。店長はこの検査を10年から20年ぐらいは続けるだろうと話していました。福島の生産者たちの覚悟を感じました。

白羽 なるほど。物産展などのイベントで店頭に立つこともありますが、震災当初は手に取ってもらうことにすごく苦労しました。でもそこから生産者の皆さんが努力で巻き返して、さらにおいしさを求めて進化しているのがすごいですね。

鈴木 農産物の安全確保は、生産者の毎日の努力の結晶です。私たちは、福島に実際に「来て」「見て」「食べて」体感していただくことが一番だと思っています。ぜひ多くの方に福島へ足を運んでいただきたいですね。

登壇者

ロバート キャンベル(ろばーと・きゃんべる)さん

ロバート キャンベルさん

東京大学大学院教授。アメリカ合衆国生まれ。日本文学者。東日本大震災以降、復興の様子を伝え支援するラジオ番組を展開。被災者と全国のリスナーをつないだ。

白羽ゆり(しらはね・ゆり)さん

白羽ゆり(しらはね・ゆり)さん

女優。福島県生まれ。宝塚歌劇団の星組、雪組で娘役トップを務め、2009年に退団。以降はドラマ、映画、舞台などで活躍。あったかふくしま観光交流大使。

加藤晃司(かとう・こうじ)さん

加藤晃司(かとう・こうじ)さん

生産者。福島県生まれ。大学卒業後、サラリーマンを経て平成21年に就農し、米農家に。平成26年に株式会社カトウファームを設立。作付面積は約32haで、受託面積を年々増やしている。福島の田んぼを守り、次世代へ繋げることが目標。

加藤絵美(かとう・えみ)さん

加藤絵美(かとう・えみ)さん

生産者。福島県生まれ。結婚後、夫・晃司氏と共に就農。3男1女の母。農作業のほか、育児などの日常をブログやSNSで発信している。お米アドバイザーや、美容関連の資格を生かし、美と農を繋ぐプロジェクトを構想中。

鈴木正晃(すずき・まさあき)さん

鈴木正晃(すずき・まさあき)

福島県副知事。福島県生まれ。東北大学法学部卒業。平成23年6月病院局長併原子力損害対策担当理事、平成23年9月原子力損害対策担当理事、平成24年4月総務部長を経て、平成27年1月1日に福島県副知事に就任。

武井裕典(たけい・ゆうすけ)さん

武井裕典(たけい・ゆうすけ)さん

「NPO法人 Youth for 3.11」学生代表

佐藤瑛子(さとう・えいこ)さん

佐藤瑛子(さとう・えいこ)さん

「NPO法人 Youth for 3.11」学生

野上萌(のがみ・もえ)さん

野上萌(のがみ・もえ)さん

龍谷大学3年生

柳沼淳子(やぎぬま・じゅんこ)さん

柳沼淳子(やぎぬま・じゅんこ)さん 【進行】

フリーアナウンサー。福島県生まれ。SSI認定利酒師をはじめ、日本ソムリエ協会認定シニアワインエキスパート、フードアナリスト、アスリートフードマイスターなどの資格を持ち、酒や食に精通している。

NPO法人Youth for 3.11とは

NPO法人Youth for 3.11とは

東北地方を中心とする被災地と学生ボランティアをつなぐNPO法人。2011年に発足。これまでに全国で20以上のプログラムを実施し、18,000人以上の学生を派遣した。

 

運営

朝日新聞社、電通ソーシャル・デザイン・エンジン

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学生団体applim・NPO法人ジャパンハート学生組織HEART’s