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共生社会の実現を、子どもたちと共に 障がい者スポーツ体験授業共生社会の実現を、子どもたちと共に 障がい者スポーツ体験授業

東京都江東区立亀高小学校 車いすバスケットボール東京都江東区立亀高小学校 車いすバスケットボール

障がい者アスリートが全国の小学校を訪問する「チャレンジド・ビジット」。
2018年度の第1回目は車いすバスケットボールの4人のアスリートを講師に迎え、7月12日に江東区立亀高小学校で開催されました(2018年7月12日)。
当日の様子をレポートします。

スピード、パワー、テクニックに
歓声を上げる児童たち

 この日、江東区立亀高小学校の4年生たちが体験したのは、障がい者スポーツの花形といわれる車いすバスケットボール。元パラリンピック日本代表選手で日本車いすバスケットボール連盟の三宅克己さんはじめ4名のアスリートが講師として挨拶し、まずデモンストレーションが披露された。「スピード、パワー、テクニックに注目してください」という言葉通り、選手たちは競技用車いすを想像以上のスピードで走らせる。「キュッ、キュッ」というタイヤ音を残してブレーキをかけ、方向転換する。コートを自在に動いてパス交換しシュートを決める。児童たちから「オーッ!」という歓声と拍手が湧き起こった。ミニゲームでは、衝突し転倒する激しさに驚きの声が上がった。ほとんどの児童たちにとって初めて目の前で見る車いすバスケットボールの格好良さと迫力に、心を惹きつけられた様子だった。


かけがえのない体験は、
アスリートチームとのゲーム!

 体験では一人ひとりが競技用車いすに乗り、操作の練習から、チーム対抗リレー、フリースローと次々挑戦。そして最後はアスリートチームとゲームで対戦!「こっちにパス!」「シュート!」と声を掛け合い、アスリートチーム相手に奮闘した。そして特別参加の「先生チーム」の登場で、児童たちの応援もヒートアップし、体育館はたくさんの笑顔に包まれた。シュートを打ってもボールがなかなかリングに届かないなかで、見事にシュートを決めた児童たちは「足を使ってジャンプできないので、腕力も背筋も必要で難しいけれど、入って気持ち良かった、最高です!」と顔をほころばせた。


顔や性格の違いと同じで
障がいも一つの個性

 先生チームのメンバーとしてゲームにも参加した古田校長は「見るだけでなく体験できることが貴重ですね。難しさも楽しさもよく分かる。今日、車いすバスケットボールを知った児童たちは視野を広げることができたと思うし、選手たちの姿から困難があっても目標をもって頑張ることの大切さを学んだと思います」と語った。授業の始まりから「今日は一緒に楽しもう!」と声をかけていた三宅さんは最後に「一緒にプレーしてどうだったかな?みんなに分かって欲しいのは、一人ひとり顔や性格が違うのと同じように、障がいも一つの個性で、みんな同じことを知って欲しいです。またパラリンピックスポーツのプレーを見てみんなも元気や勇気をもらったと思うので、これから色々なことにチャレンジして、失敗してもあきらめずにトライして成長していってください」と語りかけた。


パラリンピックスポーツへの共感と
共生社会への理解広げる

 授業を終えた児童たちは興奮さめやらぬ様子で「選手が格好良かった!ゲームでは動きに全然ついていけず、スゴさが分かりました。これから車いすバスケットボール応援します!」「初めての体験でしたが選手がやさしく教えてくれて楽しかった。東京2020パラリンピックも応援します!」と口々に貴重な体験の感想を述べた。

 児童たちがパラリンピックスポーツへの理解を深め、東京2020パラリンピックへの関心を高めた授業になった。

車いすバスケットボールとは
コートの広さやゴールの高さをはじめ、一般のバスケットボールとほぼ同じルールでゲームを行う。1チーム5人で、障がいの程度で持ち点によるクラス分けがされ、コート上の全員の合計が14.0以内になるように編成する。ゲームは10分のピリオドを4回。特有のルールとして、ボールを持った後、手でこげる回数は連続2回まで、試合中に転倒したら基本的に自分で起き上がる、といったことがある。

当日の様子

2018年7月12日 東京都江東区立亀高小学校

  • 授業での実施種目:車いすバスケットボール
  • 放課後の体験種目:車いすバスケットボール、ブラインドサッカー、ボッチャ

先生・アスリートからのメッセージ先生・アスリートからのメッセージ

「みんなで東京2020パラリンピックを応援しよう!」

児童たちが車いすバスケットボールという競技を知って、東京2020パラリンピックで応援しよう、と思ってくれたらいいなと思います。私もゲームに参加しましたが、思うように動けなくて、アスリートの皆さんはスゴいなと実感しました。児童たちも一流選手のプレーを目の前で見ることができた素晴らしい体験になりました。
多々見先生

「これから関心を持ったことにどんどん挑戦して欲しい」

児童たちが初めての体験である車いすバスケットボールを、すごく興味をもってイキイキと取り組んでいた姿が印象的でした。アスリートのみなさんの挫折に負けないお話などを聞いた体験も活かし、これから色々なことに関心を持ち、挑戦してくれることを期待します。
中村先生

「みんなも夢を持って、その実現にむかって頑張ろう!」

私は事故で車いすになりましたが、どんな状況でも夢は見つかるし、追うことはできます。東京2020パラリンピックで日本代表に選ばれるよう挑戦していきたい。児童たちみなさんも夢を持って頑張ってください!
伊藤優也選手

「障がい者は健常者と何も変わりはないことを伝えたい」

去年出産してママアスリートとして頑張っています。困難にぶつかってもあきらめずに前へ進むことは、障がい者にとっても健常者にとっても大切なこと。今日のような活動を通して障がい者と健常者の壁をなくしていきたいですね。
伊藤来夢選手

参加した児童の声

競技用車いすは軽かったのですが、操作は思った以上に難しかったです。選手が自由に操作して、ドリブルしたりパスしたりするのを見て、本当にスゴいなと思いました。
4年生 女子
選手のプレーが格好良かったです。車いすバスケットボールは初めて知りましたが、ファンになりました。これからずっと応援します。東京2020パラリンピックでもすべての試合を見ます。
4年生 男子
とても楽しかったです。ゲームではシュートを打ちましたが、入れることはできませんでした。軽々とシュートを打つ選手はスゴいな。スピードもターンもとても迫力がありました。
4年生 男子

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