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中学受験 SAPIX 小学部

COLUMN

受験で一生の
財産となる力を

広野雅明本部長 [SAPIX教育事業本部]

4教科による王道的な試験への揺り戻しも

 次年度の中学受験でまず注目されるのは、東京女子学園が芝国際、目黒星美学園がサレジアン国際世田谷へと校名変更し、共学化されることです。また流通経済大学の附属校として、柏中学校が開校し、新しい中学校は中高一貫校としての出発になります。また日本学園が2026年度より、明治大学の系列校となり、共学化して明治大学付属世田谷中学校となります。次年度、入学する中1生が高校入学時に校名変更・共学化しますので、今から注目されます。

 入試要項の変更としては、東京都市大付属中学校が、2月1日の午前・午後、3日午前、5日午前と大きく入試日を変更することが注目されます。本年度、東京大学に12名合格するなど、ここ数年で進学実績が急速に伸びていますので、入試日の競合する各学校に大きな影響があると思われます。

 昨年度、茨城県の江戸川学園取手が入試科目に英語を加え、5教科にしました。ただ、小6段階の英語力は海外経験の有無など家庭環境による格差が大きいため、5教科受験が一般的になるのは、すぐには難しいと思われます。

秋から過去問や模試で自分の弱点の補強を

 受験生の皆さんは、夏休みまでに一通り全科目の基礎をしっかり固めることが大事です。特に理科や社会の基礎知識や漢字などは、取り組んだ分だけ点数につながります。その上で、自分の弱点、苦手な部分の補強に力を入れましょう。秋口からは過去問を、実際の入試のように時間を測って解くことも大事です。

 さらに本番のシミュレーションとして、模試を有効に活用していただきたいと思います。初めての入試会場ではどうしても緊張するため、模試によって場慣れしておくことが大事です。自分の学力を知り、弱点を洗い出す上でも、模試は欠かせません。最近は設問別の正答率も表示されるので、相対的に自分ができていない問題をしっかり補強してください。

 私どもが実施している公開模試「合格力判定サピックスオープン」なども、自分の相対的な学力を知り、弱点を把握するために、ぜひ有効にご活用いただきたいと思います。もう一つの模試「学校別サピックスオープン」は、過去10年以上の入試問題を分析し、半年以上かけて予想問題をつくっています。実際の入試に限りなく近く、一部の学校では実際の試験会場を借りて実施します。難関校の合否を判断する上で最適な模試だとの評価をいただいています。

 昨今の中学入試問題は、方法論に頼った勉強では合格しにくくなっています。ものごとの本質を理解し、自分の頭で考え、的確に表現する力が求められています。そんな、これからの時代を生きていく上で不可欠で、一生の財産となる力を、中学受験を通じて、ぜひお子さんに身につけていただきたいと思っています。

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