企画・制作 朝日新聞社メディアビジネス局 広告特集

中学受験 SAPIX 小学部

COLUMN

入試本番までの
勉強方法

広野雅明本部長 [SAPIX小学部 教育事業本部]

基礎内容の定着と
形式への慣れが大切

 来春、東京と埼玉に開校する三つの中学校は、グローバル教育や多様な選抜コースの設置、日本の学校とは一線を画したアメリカ発の教育メソッドなど、それぞれ特色のある教育方針を打ち出し注目を集めています。共学化や完全6年一貫教育をスタートした学校も人気が高い一方で、2月1日の午後入試や算数1教科入試の広がりは併願パターンを増やすことにもつながり、選択の幅は大いに広がっています。受験生にとっては歓迎すべき状況ですが、悔いのない学校選びをするためには、これまで以上に正確な情報が不可欠です。保護者は中学入試の動向をこまめにチェックし、情報収集に努めてください。
 夏休みが終われば、6年生はいよいよ受験に向けた取り組みを本格化させていくことになります。苦手教科・苦手分野をつくらないようバランスの良い学習を心がけながら、基礎内容の総まとめを始めましょう。同時に志望校の出題のクセや形式に慣れていくことも重要ですので、過去問も計画的に進めてください。
 1点を争う入試では、漢字ひとつ、年号ひとつを知っているかどうかが合否を分けることもあります。図形問題を鮮やかに解くようなセンスは急に身につくものではありませんが、知識は努力すれば増やせますし、演習問題を解けば形式に慣れることもできるでしょう。地道に手を動かすことで解決できる問題なら、そこを怠ることはないようにしたいものです。

結果に一喜一憂せず
学習計画の見直しを

 SAPIXには、秋以降に実施する「合格力判定SAPIXオープン」と「学校別SAPIXオープン」というふたつの模試があります。「合格力判定」は比較的オーソドックスな問題で基礎学力の定着度合いを見るテストで、いわば受験に臨むための土台がどの程度できているかをはかるものです。9~12月の全4回でひと通りの学習範囲を網羅するので、すべての回を受験することで、どこの理解が不足しているか、どんな形式でミスをしやすいかといった自分の弱点が見つかるでしょう。
 「学校別」は一部の難関校について、問題用紙や解答用紙の形式はもちろん、出題傾向や試験時間など、可能な限り実際の入試に近い条件で実施するテストです。予想問題としての精度にも定評があり、SAPIXの生徒以外も多く受験するため、志望校の実際の受験者層に近い中で自分の位置や偏差値を確認することができます。まだ志望校を決めかねている場合には、複数の「学校別」を受験し、本人がより取り組みやすい学校を選ぶというのも手だと思います。
 仮に結果が悪くても、自分の弱点を見つけ、学習計画を見直すことにつながるなら模試を受けた意味はありますし、反対に良い判定が出たと喜ぶだけなら、むしろ弊害のほうが大きいかもしれません。できれば普段通っている塾の先生などに答案を見せ、なぜ減点されたのか、どうすれば部分点をもらえたのかといったアドバイスを受けてください。結果に一喜一憂することなく、それぞれの目標に向けて模試を有効活用してもらえたらと思います。(談)

TOP