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中学受験 SAPIX 小学部

COLUMN

不安と闘う子どもに力を

広野雅明本部長 [SAPIX 教育事業本部]

依然として人気が高い大学附属校や新設校

 近年の中学入試では、首都圏の難関大学がますます狭き門となっていることもあり、大学附属校の人気が高まっています。もちろん附属校でも高校や大学への進学には一定以上の成績が求められるため、入学さえすれば自動的に進学できるわけではありません。しかしこうした学校では中高生が早くから大学の講義を受講し単位が取得できることもあります。授業では「先取り」をせず、大学受験に特化した対策もする必要がないため、深く本質的な学びができることも支持される理由でしょう。
 また、広尾学園・三田国際学園・開智日本橋学園などの共学化を契機に大きく生まれ変わった学校群も注目されます。どの学校も英語・ICT・探究学習など現代的な教育カリキュラムをふんだんに取り入れ、時代にあった教育を展開しています。インターナショナルクラスを重視し、主要教科をネイティブ講師が英語で教える体制が整っている学校があることも大きな特徴です。長期の海外留学体験や海外大学への直接進学も見据えた教育は、生徒たちの可能性を大きく広げてくれるでしょう。

1回の模試の結果では子どもの力は測れない

 今後の感染拡大の状況次第では、来年度入試でも面接の中止などがあり得ますが、昨年度に比べると学習に取り組みやすい状況ではないでしょうか。塾では2学期から入試を見据えた演習問題が多くなりますので、基礎の学習と並行しながら入試問題を実際に「解く」力を伸ばしてください。
 現時点での力を測り今後の学習方針を考えるために、お勧めしたいのが模試の活用です。私たちが実施する公開模試「合格力判定サピックスオープン」は、現時点での相対的な学習到達度を客観的に知るうえで役立ちます。また「学校別サピックスオープン」は、問題の形式や出題の傾向、解答欄の大きさに至るまで、可能な限り本物に近い形の試験で、一部の学校では実際の試験会場を借りて実施することもあります。
 注意していただきたいのは、模試というのは結果に一喜一憂するものではないということです。たまたま受験した回の出題範囲が得意だった、あるいは苦手だったということもありますし、その日の体調や気の持ちようが結果を大きく左右しやすいことも子どもの特徴です。間違えた問題を見直し弱点を補強するとともに、複数回の受験結果を総合的に見ることが大切です。
 保護者のみなさまは、大人でも不安なこの状況下で、目標に向かって地道な努力を続けているお子様の姿勢をしっかり褒めてあげてください。この先もしも成績が停滞することがあっても、その頑張りはいずれ必ず生きてきます。残り数カ月、最後までしっかり支えていただけたらと思います。(談)

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