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中学受験 SAPIX 小学部

時代を担う人材を育てる中等教育最前線

世界へと羽ばたく人になれ 変化の時代にも揺るがぬ
学びの本質

2020年度からの大学入試改革に向けた議論が続くなか、
制度の過渡期に受験を迎える子どもたちの不安は小さくないだろう。
しかし麻布、女子学院、慶應義塾湘南藤沢という三つの名門中高一貫校では、
こうした時代の変化にも慌てる様子はない。各校が開校以来守り続けてきた、
世界に通じる人を育てる学びの本質とは何かを聞いた。

INTERVIEW

超一流を目指せ

麻布中学校・高等学校
平 秀明先生 [校長]

貴校の教育・校風の
特色を教えてください

 本校には制服がなく、髪型についての規則もありません。運動会では髪をチームカラーに染める生徒もいます。来校者はそんな生徒の姿を目にして驚くこともあります。しかし、そうした外面的な自由より、私たちが大切にしているのは彼らの内面的な自由です。学習はもちろん、学校行事やクラブ活動、各種自治活動においても、生徒の自主性を可能な限り尊重しています。
 いわゆる生徒会は存在しませんが、各クラスから選出された委員による予算委員会が生徒活動費を管理し、生徒自治全般に関わります。そのもとで、文化祭や運動会の実行委員会などの各種自治機関が学校生活を支えています。教師が彼らの自主的な活動に口を出すことはほとんどありません。しかし、学校は生徒を放任しているわけではありません。教科会と学年会という二つの教員組織が学習と生活の両面に目を配り、情報を共有しながら生徒たちを支えています。
 まだ中高生の彼らを一人の人間として認め、過度に干渉しないのは生徒への絶対的な信頼があるからです。一方で彼らも、一度信頼を失えば与えられた自由が制限されることを理解しています。それにより、自ら律する意識を強く持っています。逆説的ですが、自由によって規律が守られているのが本校の特徴といえるでしょう。

小学校の英語教科化や
大学入試改革に向けた
対策はありますか

 国際化社会のなかで英語運用能力を求められる機会は確かに増えているので、本校でもネイティブ教員による会話授業を重視しています。また、英語教育のスタートは早いほどいいとも限らないので、本校では今後も入試における帰国生枠の設置や英語試験の導入は行いません。入学後、「話す・聞く・読む・書く」の四技能を基礎から徹底して鍛えます。
 アクティブラーニング的な双方向授業は以前から続けていますし、自分の考えを論理的に記述させる授業や課題も多くあります。今回の大学入試改革に合わせた対策が特に必要とは考えていません。そもそも本校には、大学入試のために何かをする、何かを変えるという発想がありません。一時の情勢に惑わされず男子普通教育に徹すること、教育の王道を行くことが何より大切だと思っています。

貴校をめざす受験生や
保護者に望むことは

 中学入試を突破してくる生徒は頭脳の面では優秀かもしれませんが、それだけで満足せず、中高の6年間で持てる力に磨きをかけ、人のため社会のために役立つ人に育ってほしい。単なる一流ではなく、超一流をめざしてほしいと思います。
 そのために、子どものころからよく遊び、よく学ぶことで興味関心の幅を広げてほしいと思います。本校の卒業生には、弁護士や医師のような人気の高い職業だけでなく、地道でも大切な基礎研究の分野に進む者もいますし、大学の芸術系学部に進学する者も毎年数名はいます。多様な人材が育つのは、「ものさし」がひとつではないからです。海外提携校との交流も盛んで、そうした体験も生徒たちの視野と発想を広げることに役立っています。
 ガリ勉が尊敬されず、他人にはない特技や得意分野を持つ生徒が一目置かれる学校です。ひとつの分野にマニアックなほど没頭する生徒もいますが、それほど何かに集中できるのもこの年代の生徒に特有の美点だと思いますので、私たちはあまり心配せずに見守っています。男子教育について麻布には長年の実績とノウハウがありますので、のびのびと個性を発揮し、未来の可能性を広げたい少年たちの入学を心待ちにしています。(談)

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