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中学受験 SAPIX 小学部

次代を担う、未来をつくる 中等教育最前線

学校が今
子どもに伝えたいこと 特色ある校風のなかで輝く個性

受験生は目の前の合否ばかりに目が向きがちだが、学校が入試を通して見たいのは、
その子が入学後にどれだけ伸びる力を持っているか。
それぞれの学校の特色を知り、子どもの個性に合う環境を選ぶことは、
学習と同じぐらい重要な「受験対策」なのかももしれない。
聖光学院、豊島岡女子学園、早稲田実業。人気の高い3校で、
時代のなかで変わる学びの形と、変わらない教育の本質について聞いた。

INTERVIEW

育てたい「考える力」

豊島岡女子学園中学校・高等学校
竹鼻志乃先生 [校 長]

貴校の教育・校風の特色を教えてください

 本校の教育方針は「道義実践・勤勉努力・一能専念」です。人としての正しい行い、思いやりの心で人に接することを忘れないでほしい。まじめにコツコツ努力する姿勢を大切にしてほしい。そして一能専念というのは造語ですが、誰のなかにもある「一能」を見つけて磨きをかけてほしいということです。
 豊島岡を象徴する教育活動としては、毎朝5分の「運針」があります。1mの白布に赤い糸を通し、端まで縫ったら糸を抜いてまた同じ作業を繰り返す。無心になる、平常心を保つという意味合いの他に、努力と基礎・基本の大切さを学ぶうえでも欠かせない取り組みです。
 本校は宗教や財閥などの後ろ盾を持たずに、女性だけの力で発展させた学校が基になっています。互いに切磋琢磨(せっさたくま)し高め合うたくましさは受け継がれています。生徒たちにはさまざまな意見に耳を傾け、何が正しいのか常に考え続ける姿勢をもって欲しいと思います。卒業生の弁護士チームが毎年行う「いじめ予防授業」などでも、誰もが納得する正解が見つかるとは限りませんし、クラスメートの発言に価値観の多様性を実感することもあります。一人ひとりが存分に個性を発揮し、互いにそれを受け入れることのできる本校の良さは、今後も大切にしたいと思っています。

6年間の学習の中で重視していることは

 昨年度から本校は、文科省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校となりました。もともと、企業や大学の協力を得て行う「モノづくり」や、教科の枠を超えたテーマについて研究成果を発表する「Academic day」といった探究型イベントを希望者対象で行っていましたが、現在はその取り組みをカリキュラムに組み入れ、「探究」の授業として実施しています。
 またニュージーランド、カナダ、イギリスへの海外研修やボストン短期研修などのグローバル教育にも近年は力を入れています。そうした体験を経て、現在は海外大学をめざして努力している生徒や、仲間や先輩の体験に刺激を受ける生徒もいるなどプラスの波及効果が大きいため、今後もこうした取り組みは充実させていく予定です。
 本校では、将来自分はどう生きていきたいのかを考えるキャリア教育を中学段階から行います。「進路」を見つけたうえで、その理想をかなえるための「進学」先を生徒や保護者と一緒に考え、後押しする指導をしています。「探究」の学びや海外体験が一人ひとりにとって納得のいく進路・進学先選びにつながるよう、教育内容の見直しは常に続けたいと考えています。

貴校をめざす受験生や保護者に望むことは

 私たちは生徒に多様な体験をさせることを大切にしていますが、一人の人が何もかも体験することはできません。だからこそ、他者の話を「自分ごととして聴く」姿勢が大切です。本校では、留学などをした生徒が自発的に開催してくれる体験報告会や、中3の生徒全員に課す卒業生インタビューなど、「人の話を聴く」機会が多くあります。そのとき、自分ごととして受け止める準備ができていれば、同じ話を聴いてもより多くのものを吸収することができるでしょう。家庭では、ニュースなどを見て感じたこと・考えたことを親子で日常的に話し合うと良いのではないでしょうか。
 豊島岡女子学園は、2022年度入学から高校募集を停止します。中学の募集人数は現在と変わらないので、学校全体が少しコンパクトになりますが、私たちは生徒一人ひとりに対してよりきめ細かな指導ができる態勢を選択することにしました。変化の速いこれからの時代にはさまざまな力が求められますが、大切なのは、自分には今何が必要か、未来に向けてどうしたいのかを「自分で考える」力です。私たちはこれまで以上にきめこまかな指導で、生徒たちの考える力を育て、志を実現する力も養っていきたいと思います。

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