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中学受験 SAPIX 小学部

世界へと羽ばたく人になれ 変化の時代にも揺るがぬ
学びの本質

2020年度からの大学入試改革に向けた議論が続くなか、
制度の過渡期に受験を迎える子どもたちの不安は小さくないだろう。
しかし麻布、女子学院、慶應義塾湘南藤沢という三つの名門中高一貫校では、
こうした時代の変化にも慌てる様子はない。各校が開校以来守り続けてきた、
世界に通じる人を育てる学びの本質とは何かを聞いた。

INTERVIEW

未知の可能性を開く

女子学院中学校・高等学校
鵜﨑 創先生 [院長・校長]

貴校の教育・校風の
特色を教えてください

 女子学院はキリスト教主義の学校で、学校生活はいつも朝の礼拝から始まります。授業での真剣な姿と休み時間や放課後の快活な姿、そして静かに自分の心と向き合う礼拝での姿。生徒たちのそうした切り替えの見事さは、教師の側から見ても驚きを隠せません。
 授業や学校行事で生徒たちは大いに議論するので、「活発な子でなければ女子学院ではやっていけませんか?」と心配する保護者もいますが、もちろんそんなことはありません。キリスト教では、すべての人が等しくかけがえのない存在ですので、本校では生徒一人ひとりの個性をとても大切にしています。その精神は生徒たちにも浸透しており、誰のどんな意見にも真剣に耳を傾けるので、声の小さな生徒にも必ず意思表明の機会があり、受け入れられる場があります。
 学習においてはリベラルアーツ教育を重視し、特定の教科に偏ることなくバランスの良い授業を行っています。高校3年になるまで選択科目がほぼなく、全員が同じ内容を学ぶのは、生徒たちに多様な刺激を与えたいからです。本校の卒業生のなかには、理系学部に進学した後、司法試験を受けて法律家として活躍している人もいます。できるだけ幅広い可能性に目を向けさせることが、彼女たちの自由で柔軟な人生の選択に役立つと思っています。

小学校の英語教科化や
大学入試改革に向けた
対策はありますか

 女子学院の授業は昔からいわゆるアクティブラーニングですし、日本語でも英語でも、自分なりの考えを記述したり発表したりする機会が多くあります。現在議論されている大学入試改革に向けた準備は、すでにできているといえるのではないでしょうか。
 ただし英語についてはTOEFLなどの民間テストを活用する案も進んでいますので、形式の変更については対策も必要だろうと思います。本校では、外部の模試や英語テストの受験を特に奨励してはいないので、そうしたものに不慣れな生徒もいます。学びの内容は今後も特に変わりませんが、入試本番で慌てないよう、形式に慣れる機会はなるべく設けていきたいと思います。
 女子学院では校内の至るところに面談用のスペースがあり、個別の学習相談など頻繁に行われています。「○○特別講座」のような目立った取り組みをしないので、入試対策は生徒任せの不親切な学校と思われることもあるようですが(笑)、むしろ指導はかなりきめ細かく手厚いほうだと思います。

貴校をめざす受験生や
保護者に望むことは

 小学校時代にできるだけ幅広い体験をしてほしいと思います。中学・高校で新たな知識を身につける際、過去の体験と結びつくことで違和感なく受け入れられる、あるいはより深く理解できるということが往々にしてあります。将来の可能性を広げることになるので、ぜひどんなことにも積極的にチャレンジしてください。
 入学するまで引っ込み思案だった生徒が見違えるほど積極的になったり、理科や算数が苦手だった生徒が医学部をめざすようになったり、女子学院での6年間は、本人や保護者さえも驚くほどに生徒を変えていくことがあります。受験生のみなさんは、自分自身もまだ知らない可能性が本校で花開く日を夢見ながら、毎日の受験勉強に励んでもらえたらと思います。
 女子だけの学校というのは、現実社会とは違う特殊な環境ですので、男女協働のルールを学ぶといった点では共学校にかないません。しかし女子の場合、男子の前では意識的・無意識的に自分の力を抑えてしまうこともあるようです。人間形成のうえで重要な中学・高校時代を別学という環境で過ごすことは、女子の可能性を全方位的に伸ばすうえで意義があるのではないでしょうか。(談)

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