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中学受験 SAPIX 小学部

時代を担う人材を育てる中等教育最前線

世界へと羽ばたく人になれ 変化の時代にも揺るがぬ
学びの本質

2020年度からの大学入試改革に向けた議論が続くなか、
制度の過渡期に受験を迎える子どもたちの不安は小さくないだろう。
しかし麻布、女子学院、慶應義塾湘南藤沢という三つの名門中高一貫校では、
こうした時代の変化にも慌てる様子はない。各校が開校以来守り続けてきた、
世界に通じる人を育てる学びの本質とは何かを聞いた。

INTERVIEW

個性を刺激し合う場所

慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部
会田一雄先生 [部長]

貴校の教育・校風の
特色を教えてください

 慶應義塾湘南藤沢中・高等部(以下、SFC)は、中等部で160人、高等部で80人が入学し、高等部卒業者は原則として慶應義塾大学のいずれかの学部に推薦入学を許可されます。受験に縛られる必要がないため授業進度は特に急ぐことなく、将来大学の専門的な学びのなかで大きな花が開くよう、6年をかけて基礎力という「種」をまくことを大切にしています。
 SFCの教育における二つの大きな柱は、一つが「異文化交流」です。海外提携校との交換留学プログラムを多く実施しているだけでなく、クラスによっては担任がネイティブスピーカーということもあり、生徒たちは「コミュニケーションのなかで、日本語を使うことも英語を使うこともある」環境に自然になじんでいきます。また、もう一つの柱が「情報教育」です。情報機器の使い方を覚えることはもちろん、自分で情報を探し、膨大な選択肢のなかから必要なものを見つけ、そこで得た気づきや学びを自分の言葉で表現する力を養います。
 本校の中等部入試には一般入試と帰国生入試が、高等部入試には帰国生入試と全国枠入試(神奈川・東京・千葉・埼玉を除く地域に在住・在学する生徒対象)がそれぞれあり、多様な生徒が集う仕掛けが入り口から用意されています。もちろん共学校のため異性の同級生もいますし、「人は一人ひとり違う」ことをごく自然に受け入れられる環境です。

小学校の英語教科化や
大学入試改革に向けた
対策はありますか

 推薦で進学する生徒が大半のため私たちには関係ない、というのではなく、現在議論されている大学入試改革のなかで求められる記述力や表現力、英語4技能を伸ばす教育は以前から行っているので、取り立てて何かを変える必要性はないと思っています。アクティブラーニングは、その言葉が一般的になる前からほぼすべての授業で取り入れられており、生徒が受け身で淡々と話を聞くだけ、という授業はSFCにはありません。英語については現在も習熟度別クラス編成を行っていますが、今後はよりきめ細かく、一人ひとりの能力に合わせた少人数指導を徹底したいと考えており、そのための準備を進めているところです。
 SFCでは2019年度から、慶應義塾横浜初等部(13年開校)卒業生の全員受け入れがスタートします(横浜初等部長の推薦が必要)。1学年あたりの定員をどうするか、高等部募集を継続するかは現在検討中ですが、同年から一般・帰国生の別に関係なく、3教科型(英・算・国)または4教科型(算・国・理・社)入試のいずれかを選択できるようになります。日本国内だけで教育を受けてきた生徒が英語で受験することも可能です。多様な入り口があることは、本校にとって大切なことだと思っています。

貴校をめざす受験生や
保護者に望むことは

 前述のように、SFCには多様な個性を持った生徒たちがいます。帰国生など英語が大変得意な者もいますが、だからといって苦手な生徒が劣等感を抱くような雰囲気はありません。反対に、帰国生が理科や日本史の得意な生徒から勉強を教わることもあります。何もかもできる人は一人もいません。生徒たちは、得意も苦手もそれぞれの個性として互いに認め合っているようです。国際交流の機会には、外国の同世代が何を考え将来にどんな目標を持っているかを知ることもできますし、それも大きな刺激になっています。
 そんなSFCを目指す受験生のみなさんには、スポーツ・芸術文化等の活動を楽しむことに加え、家庭や社会のなかで自分なりの役割を持って活動すること、何かに貢献することを心がけてほしいと思います。家庭ならゴミ出しやトイレ掃除、地域社会では清掃活動や子ども会・自治会の行事など、機会があれば積極的に参加してください。その経験は必ず自分の成長に役立ち、仲間たちを刺激するあなただけの個性を形づくることにつながるはずです。(談)

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