企画・制作 朝日新聞社メディアビジネス局 広告特集

中学受験 SAPIX 小学部

時代を担う人材を育てる中等教育最前線

子どもの
自ら育つ力を信じて ぶつかり合い磨かれる
多様な個性

大学入試改革は2年後に迫り、その動向は現在小学生の子を持つ親にとっても気がかりだろうが、
こうした変化の時期にこそ名門校の泰然自若とした「変わらなさ」が目を引く。
駒場東邦、桜蔭、明治大学付属明治、3校が創立当初から大切にしてきた教育理念と、
それぞれの個性あふれる学びのスタイルについて聞いた。

INTERVIEW

自主独立の気概と
科学的精神

駒場東邦中学校・高等学校
平野 勲先生 [校長]

貴校の教育・校風の
特色を教えてください

 昨年創立60周年を迎えた本校は、当時の東邦大学理事長・額田豊博士が、都立日比谷高校校長だった菊地龍道先生を初代校長に迎えて設立されました。日本がまだ豊かではなかった時代のことですので、若者たちに未来への夢を与える学校をつくろうと、2人で話し合ったのだと思います。
 建学の理念にあたるのは、菊地先生の「頭脳の資源化」という言葉です。天然資源の乏しい日本では頭脳、つまり人材を資源として有効活用するより他に道はない。そのためには科学的精神に基づいた合理的思考と、自主独立の気概を養う必要があるというのが、当時からの一貫した方針です。
 体育祭は6年生(高校3年生)、文化祭は5年生(高校2年生)が中心となって全学年をまとめていきます。1年生と6年生ではできることも考え方もかなりの差がありますし、それぞれ個性が芽生えていく年代ですので、ひとつの方向にまとめていくのは容易なことではありません。また、新規の企画を立ち上げる際には我々教職員を論理的に説得する必要がありますし、修学旅行の計画では、プロの旅行会社の方々と折衝をする場面もあります。
 どうすれば与えられた条件をクリアし、目的を達成できるか。本校では、普段の授業でも行事でも、そのことを繰り返し学びます。自主独立の気概と論理的・合理的思考は、こうした日々の中で培われていくと思っています。

6年間の学習の中で
重視していることは

 6年一貫教育ですので、中学の授業内容と関連する部分があれば高校内容を一部先取りして教えることもありますし、教員によっては大学の専門課程程度のことまで話すこともあるようです。大切なのは生徒たちに自発的な学びの意欲を持たせること。そしてなるべく本物にふれさせることです。たとえば歴史の授業では、「もしもこの条件が違っていたら歴史は変わっていただろうか」と問いかける。生徒たちは目を輝かせて真剣に意見をぶつけ合います。また本校には理科実験室が9室あるのも特徴で、全員が実際に手を動かして、現象を観察・考察することを重視しています。
 近年は、高齢化時代の医療ニーズの高まりを受け、東邦大学医学部と連携した医療系の体験学習も人気があります。東邦大学医療センター大橋病院がリニューアルされましたが、医学部進学者が増えればうれしいと単純に喜ぶほど、本校の教員は素直ではありません(笑)。成績がいいから何となく医学部志望と言っているだけじゃないのか、患者さんに寄り添い、時には重大な決断を下すことが君にできるのか。厳しいぐらいに問いかけていきます。まずは自分の頭を最大限使ってしっかり考えることを、生徒には常に求めています。

貴校をめざす受験生や
保護者に望むことは

 たとえば入試の国語で、年代や性別、境遇の異なる主人公の心情をくみとりなさいというのは、考えてみれば難しい問題かもしれません。しかしそれは、本校からのひとつのメッセージでもあります。他者の気持ちに寄り添うこと。自分とは意見の違う人の目で物事を見ること。大人にとっても簡単ではありませんが、多様性が重視される時代に不可欠なコミュニケーション能力とは、本来そうした力のことだと思います。
 本校では海外での交換留学制度のほか、東大の先端技術研究所をはじめ、近隣の小学校や社会福祉施設、各国大使館などとも積極的に交流しています。私立学校は、ともすれば地域とのつながりが希薄になりがちですので、今後もこうした機会は大切にしていくつもりです。
 本校の生徒は、先ほど述べた本来的な意味でコミュニケーション能力が高く、一言でいえばとても優しいことが特長です。文化祭や体育祭に来校していただき、ぜひ彼らと会話してみてください。そこで、この先輩のようになりたいと感じるものがあれば、ぜひ本校をめざしてほしいと思います。(談)

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