熱気と興奮のなか、いよいよISEFが始まる!
▲オープニングセレモニー直前のディナーでは、吉藤君の得意技、折紙が威力を発揮。あっという間に各国の若者たちが興味津々で集まり、会場一番の盛り上がりをみせた。
 ISEF2005の会場は、フェニックス市の中心部にある巨大なコンベンションセンター「フェニックスシビックプラザ」。ここに45の国や地域から約1,400人の若き科学者たちが集結。9日夜7時より、いよいよオープニングセレモニーが始まった。民族音楽の楽団による生演奏が流れる会場では、ファイナリストたちが手製のプラカードをかかげ、気勢をあげている。すでに会場にははちきれんばかりの熱気とエネルギーが満ちており、科学コンテストというよりはロックコンサートのようなノリだ。ナレーターが会場をあおりにあおり、ネイティブアメリカンの太鼓と踊りのパフォーマンスで、会場のテンションは最高潮に達した。
 セレモニーでは協賛企業の代表やノーベル賞受賞者などがあいさつし、アメリカ初の女性宇宙飛行士として1983年にチャレンジャーに搭乗したサリー・K・ライドさんが基調講演。会場は何度もジョークで会場中が沸く和やかな雰囲気で、壇上の科学者や企業人をヒーローのように称賛し、熱烈に拍手をおくるファイナリストたちの姿が印象的だった。ここでは学者も、企業人も、高校生も、サイエンスという共通のテーマで心が一つにつながりあっていることを再確認させられた。
 
 今日はオープニングセレモニーがありました。日本での開会式といえば形式張ったイメージが強いですが、アメリカでのとてもフレンドリーなオープニングには驚かされました。テレビでアカデミー賞の授賞式などで司会の人が冗談を飛ばしながら賞をとれた人もとれなかった人も楽しそうにしているのをみて、変わってるなぁと思っていたけど、実際自分がその場に出て経験してみると楽しいものでした。オープニングが始まると改めてISEFに参加できるんだという喜びを感じました。
 また、今回のセレモニーでもう一ついいなぁと思ったことがあります。それは司会が紹介した人が入退場する時、日本では皆、席に座って拍手だけしますが、こちらでは、皆が一斉に立ち上がって拍手をすることです。立ち上がるだけなのに普通の拍手の倍の温かさを強く感じました。良かったところを挙げると切りがないのですが、ファイナリストはもちろん観客も全員が参加できたセレモニーだったということが印象に残っています。ステージの演出もとても素晴らしいものでした。民族衣装を着て音楽や踊りをしてくれて、常に楽しませてくれました。とにかく、十分にアメリカ精神を感じることのできた最高のセレモニーだったと思います。

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