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| ブースセッティングの様子 | 入場直前まで、ボランティア通訳と真剣な打ち合わせをするファイナリストたち | 午前の部を終え、さすがに疲労した様子。つかの間の休息をとる |
| ISEFでは大学教授、科学研究者、エンジニア、ノーベル賞受賞者など総勢1,000人が審査を行う。審査ポイントは独創性、科学的思考、技術的完成度など。審査員は事前に論文やアブストラクトを読み、ブースを見学したうえで11日の審査に臨む。この審査日にはプレゼンテーション及び質疑応答が行われ、研究動機や研究への熱意、科学的知識、コミュニケーション能力などがチェックされる。ファイナリストにとってこの審査日こそが勝負の日。サポートをしてくれるボランティア通訳はつくものの、基本的なやりとりはすべて英語。言葉のハンディキャップのある日本人出場者にとっては、まさに正念場だ。 ファイナリストたちは9日から会場でブースセッティングを行い、プレゼンの準備や練習を重ねた。そして迎えた審査日当日。さすがにみんな、緊張の色は隠せない。それでも入場直前にボランティア通訳と最終打ち合わせをする姿からは、力のすべてを出し切り最高の闘いをしたいとの気迫がひしひし伝わってきた。午前の部を終え、疲れを顔ににじませながらも、審査の様子をいきいきと語るファイナリストたち。質問内容はほぼ想定したものだったようだが、ネイティブの英語の聞き取りにはかなり苦労させられた様子だ。それでも懸命に自分の研究をアピールし、鈴木君は海洋企業の方から共同研究を申し込まれたり、作田君は研究のビジネス化を勧められるなどの収穫もあった。そして午後の部が終わり、会場から出て来た彼らは、明らかにどこかたくましくなっていた。ファイナリストにとって大きな試練だったこの1日は、彼らを大きく成長させた1日でもあった。 |
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| ▲連日、夜遅くまでホテルの部屋で引率の久保田先生とともに練習を繰り返し、厳しい指導を受けていた王寺工業高校チーム。「質問されると聞き取れないので、なるべく相手に質問させないようこっちの訴えたいことをガンガンアピールしました」(吉藤)。3人の独特のコンビネーションプレー、「ワンダー」のデモもうまくいった様子だ。 | ▲審査会当日、ボランティア通訳が遅刻するというハプニングに遭遇した鈴木君。「日本語がわかる人が誰もいない場所に一人でいるって本当に心細い」。しかし持ち前の人なつこいスマイルで見事、乗り切った。 |
▲広島国泰寺高校の作田君。今時の若者らしいクールな彼だが、「英語の寝言を言っていた」との目撃があったほどの努力家でもある。 |
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