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10日の午後は、JSEC遠征団全員でノーベル賞受賞者ら11人によるパネルディスカッションに参加した。1986年に「化学反応素過程の動力学的研究」で化学賞を受賞したダドリー・ハーシュバック氏、1989年に「ラムゼー共鳴法の開発と応用」で物理学賞を受賞したノルマン・F・ラムゼー氏など9人のノーベル賞受賞者に加え、パソコンの生みの親とも言えるコンピューター学者のアラン・ケイ氏、大学院生のときに「最初の4つのパルサー」を発見したスーザン・ベル・バーネル氏など、日本では考えられない豪華な顔合わせ。しかも最初から最後まで、高校生たちの質問にパネリストたちが答えていくという形式はアメリカならではだ。質問内容は科学のあり方や研究者の姿勢といったまじめなものから、パネリストの私生活にふみこんだ内容、「パラレルワールドはあると思うか?」といったとぼけた質問までさまざま。パネリストのジョークに会場が大爆笑に包まれることも度々の、リラックスしたシンポジウムとなった。何よりもすごいのは、質問を希望する高校生が次から次へと現れ、時間内にすべて終わりきらなかったこと。話の細部までわからなかった日本のメンバーにも、世界の高校生の知的好奇心と、それに一生懸命こたえようとする科学者たちの情熱は十分伝わった。日本からはリポーターの小林君が質問の列に並んだが、残念ながら直前で時間切れ。しかし終了後、パネリストの周囲に高校生たちが集まり、サイン会や記念撮影が始まると、小林君もダッシュで壇上へ。見事、ノーベル化学賞受賞者のロバート・カール氏から日本の高校生へのメッセージをゲットした。 |
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今日は、ノーベル賞受賞者のパネルディスカッションを見学した。パネルディスカッションというので研究した内容を発表し、ディスカッションするのかと思っていたが、実際は机を並べて行うものだった。アメリカには多くの受賞者がいることを初めて知った。ノーベル賞を受賞するというと年配の人を想像しがちだが結構、若い人たちもいたので驚いた。もちろん年配の方も多くいた。今回、この舞台に上がった人たちは、何も特別な能力や技術をもっていたわけではなく、自分の興味をもったもの、研究したものを努力して究めて、世界にほこる賞を受賞したと考えると、自分とは全く違う存在だと思っていたものが近くなった気がしてうれしかった。また、学生からの質問では、多くの学生が自分から進み、質問する姿をみて、自信をもった姿に感心した。日本人は自己主張が弱いとよく言われるのが分かった気がした。今回見た学生のように人前でも発言できる探究心や聞いてみる勇気があれば、日本の科学ひいては、社会がもっとよりよくなるのではないかと考えさせられるディスカッションだった。もっと英語を分かるようにしておけばよかったと心から思った。 |
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