今回、サイエンスリポーターとして9日間アメリカで研修させていただきました。海外に行ったのは、これで2回目なのですが、英語がうまく話せないので会話できなかったり、移動で飛行機を2回乗り継ぎ、疲れすぎてテンションがいきなり下がってしまいました。また、少し時差ボケもしていたので頭も痛くって、初めの1日目から「9日間も、耐えることができるのだろうか」と不安に思っていましたが、2日目以降からとても楽しく、有意義に過ごせました。
いちばん印象に残ったのは、2日目のISEFのオープニングセレモニーでした。僕はファイナリストではありませんが、ピンバッジ交換やオープニングセレモニーに参加することができました。スタッフの方に、「持っているピンバッジがなくなるように、積極的にピンバッジ交換をしなさい」と言われました。初対面の人と話すのが苦手な僕にできるかどうか不安はありました。
実際に会場に着いてみると、たくさんの外国の人が来ていて、みんなピンバッジ交換や写真撮影をしていました。はじめは緊張して「DO YOU HAVE A PIN ?」と自分から言えなかったのですが、会場の雰囲気はとても明るく、みんな陽気だったので徐々に緊張がほぐれて、自分からピンバッジ交換ができるようになりました。「WHERE DO YOU COME FROM?」「JAPANESE THANK YOU IS ARIGATOU」など少しずつ会話ができるようになりました。
このピンバッジ交換で、僕は外国の人とのコミュニケーション能力を少しだけ身につけることができたと思います。ピンバッジ交換のあとにはオープニングセレモニーがありました。科学コンテストといえば堅苦しく、退屈なイメージを持っていましたが、ISEFのオープニングセレモニーは、とても華やかで、活気があり、圧倒されました。このセレモニーはいろいろな国の人たちと交流でき、とても楽しむことができました。
ほかにも、ブラッドベリー科学博物館を見学したり、バンデリア国定公園では自然と遺跡の大きさに驚きました。
4日目に訪れた「SANTA FE INSTITUTE」でのクリスさんのお話も心に残りました。今僕たちが行っている研究は物理(PHYSICS)、化学(CHEMISTRY)、生物(BIOLOGY)とそれぞれ専門分野だけしか研究していませんが、この研究所は理科系の分野だけではなく、社会学などの文科系の分野を取り入れていて、いろいろな分野を融合させて幅広く研究を行っていると聞きました。「インスピレーション(INSPILATION)」が起こりやすいように窓を多く設け、思いついたことは窓に書きつけるというのはユニークだと思いました。
決して大きな研究所ではありませんが、大きな問題にも挑戦していて、世界中からやってきた研究員が活躍していて、とても魅力を感じました。最後の話に出てきた、大学院生から応募できる「サマースクール」という合宿に非常に興味をもちました。この合宿に参加できるように、もっと勉強を頑張ろうという意欲がわいてきました。
1週間ほどの研修でしたが、日本では決してできない貴重な体験ができました。この体験を無駄にせず今後に生かしていきたいと思います。
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