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【氏名】小林 興 【生年月日】1939年10月1日 【出身地】長野県 【現職】帝京平成大学教授 【専門分野】植物分子生理学 【略歴】東京大学大学院理学研究科相関理化学博士課程修了(理学博士)(1972)、順天堂大学医学部進学課程講師(1972)、東京学芸大学教育学部講師(1973)、同助教授(1976)、同教授(1984)、同定年退官(東京学芸大学名誉教授)(2002)、帝京平成大学教授(2004)、この間にスイス・フリブール大学(Prof.H.Meier)(1979〜1980)、ドイツ・ベルリン自由大学(Prof.J.Reinert)に留学、フランス・パリ大学第7(自然科学)Prof.S.P.Daoに研究招聘(1982) 【座右の銘】無為自然 ●高校生へのメッセージ 現在、我々のような教育を担当する者やマスコミの間では、日本の高校生の科学力が世界のレベルと比較した時、非常に落ちてきている事が警鐘されています。実は私自身もそのことを危惧していました。しかし、今回のJSECに応募した高校生の研究をみて、日本の次代を担う高校生は素晴らしい力を持っていることを実感させられました。国際的に見れば、内容的にはもう少しかなという気がしますが、個々の研究に傾けている高校生の情熱が伝わってきて、その努力や試行錯誤しながら科学的に矛盾した問題を自分で解決しようとしている姿に強い感銘を受けました。自然現象は自分で先ず仮説を立ててやってみても、実験してみるとなかなか仮説通りには行かないところが面白いのだと思います。どうして仮説と一致しない結果が出たのか。そこを考える。この楽しさが自然科学なのです。人は自分の思い通りに行かないと、そこで諦めるか止めてしまいます。しかし、そこで諦めないで、何かいい方法はないかと考えてみる。そうすることにより困難な状況から解決策が生まれてくるかも知れません。それは先ほどの自然科学の仮説と結果に似ているような気がします。どこまでも考えて諦めない。なぜ矛盾しているのか。解決が出来ない原因は何かを徹底的に考える事が大切です。そうすれば研究も楽しくなり、自分の人生も楽しくなると思います。JSECは世界とつながっています。皆さんが世界の高校生と触れあい、さらにいろいろな考え方や見方を身につけることを期待します。JSECには日本の次の時代を担う高校生に、科学の面において深く考える場を与えると共に、より多くの仲間と交流しあう場を作る企画を立案する事をお願いしたい。 |
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