数学、物理、生物などがいろいろとある中に、「行動社会科学」という、あまり聞き慣れない学 科のブロックにいくと、それは理系から文型すべての分野を横断したものでした。重複するようなテーマはなく、どれも独創性に富んでいて、モノポリーなど身近なものを扱ったテーマが多く、親しみやすい印象を受けました。英語で書かれたものばかりだったので、すべて理解できたわけではありませんが、中でもおもしろかったのは、子供に対するテレビの暴力シーンの影響についての研究です。結果や考察もすばらしかったのですが、何と言ってもその実験方法は、とても高 校生とは思えないほど高度で、他に類を見ないほど独創的でした。それは複数の高校生を被験者とし、様々な程度の暴力シーンを見せた後、その被験者の唾液に含まれている化学物質の量を測定するというもので、僕は始めてみたとき、これほどおもしろい方法があったのかと感激しました。唾液の中の成分を調べるとはいったい誰が思いついたでしょうか。この尽きることのない探究心、僕もぜひとも身につけて、次回はファイナリストとしてあの会場にいたいと思います。 |