応募要項 応募方法 審査方法 ISEFの歴史

 12月12日、日本科学未来館(東京・お台場)で、JSEC2009の最終審査会が開かれた。7回目となる今年は全国から91校・170研究の応募があり、論文審査で30プロジェクト(11個人、19チーム)が選ばれた。出場者(ファイナリスト)たちはそれぞれのブースで、ポスターやパソコン、実験道具などを使い、研究成果をプレゼンテーションした。
 今年も全体的に研究のレベルが高く、例年以上に僅差の争いに。ファイナリストたちの情熱や研究成果のまとめ方、堂々とした受け答えに審査委員たちは驚き、頭を悩まされたようだ。研究内容も実に多岐にわたり、自作の公式の発表や、実用化までを視野に入れた新技術開発、バイオマスをはじめとした環境系の研究など、これからの日本を担う若者の力を感じられる大会となった。午前の時間割審査と午後の自由審査、審査会議を経て、表彰式が行われ、四つのグランドアワードをはじめ、協賛社賞、審査委員奨励賞の計13賞が決定。グランドアワード受賞者のうち3組は、2010年5月に米カリフォルニア州サンノゼで開催予定のISEF(国際学生科学・技術フェア)に参加し、日本代表として世界の舞台で研究成果を披露する。
 翌13日には、恒例のネットワーキング交流会が開かれ、科学者による講演や、受賞者の公開プレゼンテーション、審査委員への質問会などが行われた。ファイナリストたちは2日間のプログラムを終えて、科学の楽しさや研究の喜びをあらためて認識し、ともに科学を志す仲間との友情を育んだ。
 歓喜に打ち震える生徒、思うような結果を残せず涙を飲んだ生徒……。ファイナリストたちの表情はさまざまだ。しかし、これですべてが終わったわけではない。JSECはひとつのきっかけであり、ここから若き科学者たちの飛躍が始まるのだ。いつの日か、ここに集ったファイナリストたちが、輝ける科学大国への道を切り開いてくれることを期待したい。

審査会や表彰式の様子は、後日このWEBサイトで詳しく報告します。

 


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