東北福祉大学
【取組の概要】
  子どもたちは本来、家庭や学校、地域社会で人や自然・文化・産業とふれあい、安心と安全の中で個性を発揮し、自立した人間へと成長していく。ところが近年、家庭・学校を含む地域の教育力が低下し、虐待、不登校、いじめ、自殺等が表出している。
  そこで、本学の福祉、保育、教育、心理、看護の知見の統合と、家庭、保育所、学校、地域の地域資源の総合化を図り、子育て・子育ち・親育ちのための「地域子ども育みプランナー」を育成する。
そのために
[1] 命の重み、死の悲しみを理解し合う「命を学ぶプロジェクト」、
[2] 食の意味を学ぶ「食育プロジェクト」、
[3] ものづくり、自然体験を通して子どもの心の意欲を触発し、
   感動、失敗を共有し合う「ふれあい・体験プロジェクト」、
[4] 育児の不安、悩み、孤独感を防ぐ「相談支援プロジェクト」、
[5] 地域活動の倫理やリスクマネジメントに資する
   「地域活動倫理プロジェクト」の5つを展開し、地域協働教育を推進する。
【選定理由】
  少子化や地域の核家族化等で子供の環境が変わり、子供にとって厳しい環境になっている現状の中、「地域における豊かな体験」「人や自然、文化、産業との出会い」を通しての体感をつくり出そうとする本取組は、既存のカリキュラムによる授業に留まらず、学部の枠を越えて共通のカリキュラムによる資格取得を目指し、大学関連施設、地域社会との協働によりなしうるもので新しい発想として評価できます。特に大学・行政・地域社会を資源として捉え、この協働による具体的な5つのプログラムは説得力があります。学生自体がこうした子供の環境を自分自身の中に内包しているだけに、これらプロジェクトに参加することによって成長するという効果も生まれてくることでしょう。問題を含む地域社会へ大学自らプロジェクトを率いて飛び込み、いささかでも貢献、解決しようとする挑戦は期待が持てます。また「地域子ども育みプランナー」は効果が望めます。


■学生支援GP 
健康の自己管理能力を養う食育支援
生きる力を確かなものにする青年期の食育実践プログラム

【取組の概要】

  本取組は、学生自らに食行動の改善点を見出させ、望ましい食生活実践を通して健康の自己管理能力を確たるものにさせることをめざす。この能力は体、心、社会的な面、精神の全てにおいてバランスがとれたウェルビーイングな状態を創出する生きる力を意味する。
  農業体験「自産自消」などの独自プログラムによる学習機会を得、学生個々の食の営みの自立食の個人文化の醸成、食の感性の陶冶を可能にし得るものと考える。
  食育を機軸にした健康教育の取組は、国策と連動した社会的ニーズの高い取組であり、かつ取組の成果は地域社会に還元でき、社会的貢献度も高い。
  異なる環境下で一人暮らしを余儀なくされた学生や体育会系部活動を行っている学生、アレルギーを持つ学生、留学生、身体に障害のある学生を対象にした食育による心身の健康管理援助や快適な食生活環境構築の多面的な支援は学生ニーズに対応しており、共通課題を有する他大学のモデルになり得よう。



【お問い合わせ先】

〒981-8522 仙台市青葉区国見1-8-1(国見キャンパス)  電話:022-233-3111(大学代表)
東北福祉大学ホームページ:http://www.tfu.ac.jp/
本件に関する詳細:http://www.tfu.ac.jp/news/20070801_01/index.html

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