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エルメネジルド ゼニア

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エルメネジルド ゼニア社のパオロ・ゼニア会長。
イタリア服地業界の重鎮らしく、冬はウールフランネル、夏はウールとモヘア混のスーツを愛用する。

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上質な服地と仕立てのよさが伝わるシングル2B。 初めてゼニアを着る人にも最適。
スーツ¥199,500、シャツ¥29,400、 タイ¥19,950、チーフ¥12,600/すべてエルメネジルド ゼニア

イタリアのスーツはなぜ一流なのか?
エルメネジルド ゼニア 100年の歴史

ゼニアは今年、ブランド創業100周年を迎えた。1910年に製造した"ファブリックNo.1"の服地は、今でもゼニアの工場に現物がしっかりと保管されている。その服地はザックリとした質感。うっすらとストライプ柄が見えるものの、印象としてはイギリス服地を彷彿とさせる紡毛タイプ。重さは1メートルあたり500グラムにもなる。これについて、パオロ・ゼニア会長が語る。

復活した伝説のファブリックNo.1

「ファブリックNo.1をはじめとする服地こそが、私たちゼニアの歴史を築いています。100周年を記念して、ファブリックNo.1のデザインと色合いを復刻させた服地を作りました。原糸となるウールの繊維が細く長くなったほか、撚りをかける技術なども向上したため、1メートルあたり270グラムにまで軽量化できたのが、2010年の服地です」

 ゼニアの紡績・服地生産は、アルプスからの水を潤沢に使える北イタリア、トリヴェロの工場で行われている。450名が従事し、年間およそ200万メートルの服地を生産する。ウールは、1920年代からオーストラリアやニュージーランドの牧場から極上のメリノウール原糸を入手。糸を選り分ける選毛、洗浄、紡績、染色、そして糸に撚りをかけて一本のウール糸として完成させて織布した後、生地を柔軟にする仕上げ加工を施して、やっと服地が完成する。なかでも、仕上げ加工はゼニアの真骨頂。スチームを当て、服地の表面を滑らかに加工して、店頭に並ぶ肌触りのいい服地が完成する。こういった人手と手間のかかる仕事を、ゼニアは実に丁寧に行っている。

お問い合わせ先
ゼニア ジャパン
TEL:03-3796-7340

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ゼニアの紡績・服地生産は、アルプスからの水を潤沢に使える北イタリアのトリヴェロ工場で行われている。450名が従事し、年間およそ200万メートルの服地を生産。

Photograph:Takehiko Niki(siteniki.com)
Edit&Tekt:Katsumi Yabe



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