アーモンドをお菓子やお料理に加えると旨みやこくが増すだけでなく、栄養バランスに配慮した一品となります。アーモンドは様々なビタミン・ミネラルを豊富にバランスよく含み、高血圧や高コレステロールなど、生活習慣病予防に効果があります。
アーモンドに含まれる脂肪分の約70%はオレイン酸。オレイン酸をはじめとする一価不飽和脂肪酸には、善玉コレステロールを保ちながら悪玉コレステロールのみを減らす働きがあります。コレステロールバランスを整えることは、生活習慣病の予防に効果的です。
アーモンドはビタミンEの宝庫。アーモンド20〜25粒(30g弱)で、日本人成人女性の一日のビタミンEの目安量がまかなえます。ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、血行を促進するほか、活性酸素(フリーラジカル)による細胞の酸化を防ぎ、体の老化を防止します。
アーモンドは、現代人が不足しがちなカルシウムや、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などのミネラルをバランスよく豊富に含んでいます。カルシウムはマグネシウムがなければ骨を作ることができないため、骨粗鬆症の防止にはこの両方を同時に摂取することが大切です。アーモンドなら同時にカルシウムとマグネシウムを摂ることができます。
アーモンドは食物繊維もたっぷり含んでいます。100g当たりの食物繊維は玄米の3.5倍で、アーモンド23粒(28g)で玄米一杯半の食物繊維が摂取することができます。食物繊維は腸の働きを高め、便秘の解消に効果的。アーモンドなら、スナック感覚で手軽に食物繊維を取ることができます。

最近話題のポリフェノール。活性酸素(フリーラジカル)による細胞の酸化防止に有効とされ、老化防止や生活習慣病の予防に効果があると注目されています。アーモンドにはこのポリフェノールも含まれています。
[参考文献]
五訂日本食品標準成分表