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Beauty

美しい歳の重ね方 “一生美人”力

齋藤 薫(美容ジャーナリスト/エッセイスト)

[2016.12.07]

人に招かれると“生活”が向上し、
人を招くと家ごと 自分が活性化する

友人の家に招かれると、いろんな意味で刺激になる。びっくりするほどキレイに暮らしていても、逆に意外なほどラフに大ざっぱに暮らしていても、どちらであっても自分の人生観が少しだけ変わるような影響力を感じ、どちらであっても自分の暮らしを見つめ直すことになる。家に帰ってから何らかの形で暮らしを改良することになるはずなのだ。言うまでもなく、自分にはなかった発想のインテリアや暮らし方を学んだり、人のふり見て我がふり直したり。結果、人に招かれると知らず知らず生活が向上するのだ。そしておそらく自分の家にも人を招かなきゃと思うのだろう。それも人に招かれたから生まれる向上心のひとつに違いないのだ。

かくして人を招くことになった時、きっと誰もが気づくのだろう。自分の家に人を招くと、家の中の隅々までが浄化され、そして活性化すること……。だからカジュアルなお誘いより、なるべくなら“ホームパーティー”という名目で、多少ともフォーマルな匂いのする招待にしてみてほしい。言うまでもなく、家は“自分の作品”である上に、暮らし方そのものをそっくり披露する舞台となる。否(いや)が応にも自分の最高傑作にしようと思うから、部屋の隅で眠ったままのイスやコンソールの上で少しホコリをかぶっていた置物が、いちいち生き返ったように存在感をキラめかせることになるはずなのだ。もちろんそういうふうに家の中が生き返れば、そこに住む住人も一緒に甦(よみがえ)る。新しい命を吹き込まれたように存在をキラめかせる。家ごとアンチエイジングは、人を招くことで成立すること、覚えていて。

さいとう・かおる

女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイスト。多数の連載エッセーを持つ他、美容記事の企画、化粧品開発・アドバイザーなど幅広く活躍中。近著の『“一生美人”力』ほか著書多数。Yahoo! ニュース「個人」でコラム執筆中。

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