BRAVIA 感動には色がある<ブラビア>

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Color is Magic.ココロを動かす日本の色

企画・制作 朝日新聞社広告局
提供 ソニーマーケティング株式会社

Vol.5 江戸の本紅は、玉虫色。実は、純粋な紅だけの輝きでした。 提供 ソニーマーケティング株式会社

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BS朝日では美しいハイビジョン放送でOA。ぜひご覧ください。

色の魔法を体験する

色の魔法を楽しめる体験型コンテンツをご用意。究極の紅が誕生する秘密をご覧下さい。


紅花から紅餅(べにもち)へ。山形の自然が育む、赤の源。

 伊勢半本店の小町紅の原料は、山形県で採れる最上(もがみ)紅花だけ。深い赤の色合いは、他の紅花では出せないそうです。その赤の秘密を訪ねて、山形県白鷹市(しらたかし)に向かいました。
 最上紅花は、梅雨がまだ明けきらない7月上旬に花を咲かせます。黄色い花の3分の1ほどが赤く色づいた「三片紅(さんりんべに)」の花びらだけを摘み取り、水で何度ももみ洗いしながら、黄色い色素を洗い流していきます。さらに酢を加えながらこねるようにして黄色い花の汁をもみ出し、日陰で発酵させ、臼(うす)に入れてつくと、真っ赤な餅のようになります。これが「紅餅」と呼ばれる、本紅の赤の秘密。このような工程を経て花びらを酸化させることにより、赤の色素が多く抽出できるのです。紅餅に含まれる赤の色素は、乾燥させただけの花びらの約10倍だと言われます。
 江戸時代にはごく一般的だった紅餅も、今では白鷹市で作られているだけだそうです。紅の文化を守ろうとする人々の手で、ごくわずかな量が生産されています。

黄色い花を咲かせる最上紅花イメージ

黄色い花を咲かせる最上紅花
寒暖の差が激しく、梅雨でも雨が3日以上続かないといわれる白鷹の気候は、紅花の栽培に最適。

紅花のもみ洗いイメージ

紅花のもみ洗い
水洗いすると、花びらは黄色からオレンジ色へと変わっていく。さらにもみ洗いを重ねて、黄色の色素を洗い流す。

輸送に便利な紅餅イメージ

輸送に便利な紅餅
紅餅は最上川を下り、北前船で日本海を渡って敦賀で荷揚げされ、大津や京へ。さらに陸路で江戸へ運ばれた。

日本にたったひとりの紅職人、紅匠(べにしょう)の技。

 輸送に長い時間がかかった江戸時代、紅餅はせんべいのように平たく伸ばして乾燥させた状態で、京や江戸の紅屋へと送りだされました。今も伊勢半本店には、当時と同じように乾燥した紅餅が届き、本紅作りが始まります。
 まず、一晩井戸水につけた紅餅をさらに秘伝の水につけ、「ゾク」と呼ばれる麻の束をその中に何度も浸します。麻は紅に染まりやすい性質を持つため、ゾクにはたっぷりと赤の色素が染み込むのです。ゾクから絞り出した紅の濃縮液に酸を加えると、赤の色素が分離します。それを羽二重(はぶたえ)という柔らかな絹の布を敷いたせいろに流し込み、待つこと数時間。濾(こ)されて残った、とろりとした赤いかたまりが本紅なのです。
 「紅匠」の肩書を持つ川西和雄さんは、この伊勢半秘伝の製法を受け継ぐ、日本でただひとりの紅職人です。12年前に先代の紅匠から口伝で製法を習い、昔ながらの手作業で本紅を作り続けています。

ゾクの染め付けイメージ

ゾクの染め付け
赤の色素を溶けやすくするため、紅餅を浸す水にはアルカリ分を加えておく。溶け出した赤の色素は、麻の束に染み込む。

板絞りイメージ

板絞り
ゾクを板の上で押し絞り、不要な黄色の色素を水と共に取り除く。この後、赤く染まったゾクから、秘伝の方法で紅の濃縮液を抽出する。

紅の採取イメージ

紅の採取
紅の濃縮液に酸を加え、赤の色素を分離して沈殿させる。それをせいろに流し込み、水分を切る。

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