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 学習効果が上がっているかどうかの点検や自分の学力の点検に模擬試験(以下模試)を利用することは、非常に有効かつ必要なことです。ここでは、模試をより有効に利活用するためのポイントをいくつか挙げて見ましょう。

【模試の選択】
 いろんな予備校や出版社でいろんな模試を実施していますので、どの模試を受験したら良いか迷うと思います。その時の決め手は模試の母集団が自分の学力に合っているかどうかです。模試によって偏差値50(全体の平均点)の意味が異なりますので、自分の志望校の合格可能性ラインが偏差値50くらいになっているような模試を選ぶのがベターだと言えます。

  また、特定大学対象の模試を実施しているところもありますので、それらの大学を志望している人は、ぜひ受験して本番さながらの雰囲気や問題形式等に慣れておくのが良いと思います。

【本番入試の練習であることを意識して】
  試験中はまず問題をよく見て、各問題の難易度を見極め、時間配分を決めて解答しましょう。入試でもそうですが、問題を完答できればもちろんいいのですが、実際には完答出来なくてもいいのです。皆が出来る問題を出来て、さらに上乗せが出来ればいいのです。また、緊張している中で、いかに効率良く自分に合った方法で、正確にかつ時間内に解答していくかを考えながら受験してみましょう。

  それから、2006年入試から大学入試センター試験で、個別音源機器を使ったリスニングテストが実施されました。マーク式の模試では、個別音源機器を利用できるものもありますので、利用すると良いでしょう。また、2006年大学入試センター試験は昨年に比べてかなり易しくなりましたが、過去の状況から推測すると来年は難化することが必至だと思われます。リスニングテストもかなり易しかったですが、今年の結果だけで、『センター試験恐るるに足らず』などと考えていると痛い目に会います。マーク式の模試も巧く活用しましょう。

【復習を欠かさないこと】
 模試の受けっ放しは問題外です。自分の弱点や思い込みをなくす意味でも復習は不可欠だと言えます。同じような問題が出た時には、次回からは完答出来るようにきちんと復習しておきたいものです。これは、模試だけでなく、高校での定期試験、実力テストなどでも同様です。出来なかったところを、謙虚に分析して修正していくことが肝要です。

【成績表のヒントを見逃すな!!】
 模試の成績表が返ってきたとき、まず見てしまうのが偏差値と大学の判定だと思います。それが一番気になるのは仕方のないことだと思います。しかし一番大切なことは各教科、各分野別の成績を見ることなのです。特に皆が出来ている問題分野が出来ていないとすれば、例え、総合点では皆よりも出来ていたとしても何か問題がある筈です。しっかり分析して、以後の学習計画に役立てましょう。

【模試の結果に一喜一憂しない】
 模試の結果、特に志望校判定の結果によって、一喜一憂することは決して良いことではありません。最近の受験生は、例えばセンター試験の最初の方の科目出来が悪いと後の科目の時間まで気持ちを引きずる人が多いように思います。自分だけ出来なかったように思い込んでしまうケースが多々見受けられます。気持ちの切り替えが必要なのです。模試も同様です。模試の場合は、入試よりもずいぶん前でも合格可能性○%などと出たりしますが、これはあくまでその時点での可能性に過ぎません。それ以降いかに頑張れるかに依るのです。極端なことを言えば、6月の時点で合格可能性80%が出たとしても、以降安心して学習を怠れば、決して良い結果は望めないのです。ですから、模試の結果が良ければ、「この調子で頑張ろう」と気を引き締めなおし、結果が悪ければ、「入試本番までに何とか挽回してやろう」という気持ちになることが大切だと思います。

  以上が模試の活用法ですが、高校の先生や先輩の意見なども聞いて、模試受験がより意味のある、本番入試にとって役に立つものになるようチェックしてみましょう。

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