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■センター試験最終出願状況
大学入試センターでは12月1日に2007年度の大学入試センター試験の確定志願者数を発表しました。例年は受付最終日17時現在の数値を発表した後、11月に最終志願者数を公表し、12月に最終志願者数から重複出願などを除いて確定数を公表するのですが、今年は最終志願者数を公表せず、例年より1週間早めて確定数を公表しました。受付最終日では前年より、約4,200人減少していたのですが、最終的には3年連続で減少していた志願者数はわずかながら増加に転じました。
2003年以来減少していた現役志願者は、昨年3年振りに増加に転じましたが、今年も前年度より8,291人と大幅に増加しました。一方、既卒生は前年度15.8%と大きく減少しましたが、今年度は6,518人(-5.5%)と減少幅が小さくなりました。
現役志願率(高等学校等新規卒業者に対する志願者の割合)について詳細に見てみます。受験人口は1992年をピークに減少し続けていることは周知の通りですが、それにもかかわらずセンター試験志願者数は、年々増え続けてきました。センター試験開始の1990年には15.0%だった現役志願率は今年37.7%までになっています。センター試験開始後、毎年1.5%以上増え続けてきた現役志願率は2000年以降1.0%以下の増加にとどまっていましたが、昨年度は1.2%の増加、今年度は1.4%の増加とまた増加率がアップしています。
国公立大志向の一層の高まりと私大のセンター利用の拡大により、志望大学によらず第一関門となるセンター試験については、出願者数を見る限り前年度よりも厳しい競争となっています。受験生には目標ライン突破に向けて、入試直前の最終対策を誤ることなく、最後まで粘り強く日々の学習を進めていって欲しいものです。
■センター試験直前期の学習法
センター試験直前期に一番良くないことは、焦りに負けてしまって何も手につかない状態になってしまうことです。基本的には今までやってきた学習法を信じて最後まで継続していくことです。どうしても「となりの芝生は青い」の喩えどおり、周囲の人たちがやっている参考書や問題集がより効果的に見えて色々と手を出しがちになりますが、これが一番危険です。継続してやってきたものの完成度を高めることが成功への道です。
また、地歴公民などで暗記すべき事項は、最後まで少しでも分量を増やすことで本番の得点力アップにつながるものです。何度繰り返しても覚えられなかった事項は、チェックをして把握をしていると思いますが、こういった失点につながっていたポイントこそ、直前期に総復習してしっかりと頭に叩き込むことが大事です。
さらに直前期になって、テストへの勘を失わないことです。秋には毎月多くの模試を受験してきたと思いますが、直前期にも本番形式の問題集などを計画的にやることで、身に着けた時間配分や自分なりの解答方法のパターンを忘れないようにして下さい。高校や予備校で実戦的な問題演習中心の講習などが予定されているのならば、これをうまく利用することです。
さらに、直前期にはあれこれと迷っている時間はもうありません。不明確な部分については残すことなく解決できるように高校や予備校の先生方に今まで以上に積極的に質問をして下さい。中途半端なまま放置して、本番で解答ができなかったという「悔い」は、他の設問への悪影響も大です。事前に不十分な部分は発見できていたのに未解決のままに本番の日を迎えることだけは絶対にしないで下さい。
■センター試験前日・当日の心構え
前日には、新しいことは手を出さずに軽めの学習に留めて、早めに睡眠をとりましょう。自宅から離れてホテル等に宿泊する場合には、空調の調整にも気をつけて体調を壊さないようにして下さい。
また、センター試験は土・日に実施されるので、鉄道やバスのダイヤが平日とは異なる場合があります。事前に会場への下見をした場合でもこの点に注意して下さい。会場への往路でのトラブルは遅刻にならなくても、精神的なダメージから実力が発揮できなくなります。
試験会場では、各試験開始前には教科書や参考書に目を通す場合にも、変に不安感を持たないために得意分野を再確認するくらいの気持ちが大切です。また、休み時間が長いのがセンター試験の特徴ですが、友人と答え合わせをしたりすることは禁物です。まずは、トイレや筆記用具の準備など次の試験への備えを最優先して下さい。初日の試験後も同様で、終わったことを振り返らずに2日目の準備に全精力を使いましょう。
2007年度のセンター試験は昨年度の平均点アップの反動もあり、難化が予想されています。特定の科目が思うように出来ていなくても、おそらく他の受験生も同じなのです。途中で諦めたり悲観したりする必要は全くありません。
12月の模試動向でも受験生の強気な志望動向は変わっていません。それだけ意欲的な受験生が多いということだと思います。とにかく悔いを残さず、精一杯実力を出し切ってセンター試験を乗り切って欲しいと思います。
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