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自分の学力レベルの把握や日々の学習効果が上がっているかどうかの点検に模擬試験(以下模試)を利用することは、非常に有効かつ必要なことです。ここでは、模試をより有効に活用するためのポイントをいくつか挙げてみることにします。
【模試の選択】
予備校や出版社では色々な模試を実施していますので、どの模試を受験したら良いか迷うと思います。その時の決め手は模試の母集団が自分の学力に合っているかどうかです。模試によって偏差値50(全体の平均点)の意味が異なりますので、自分の志望校の合格可能ラインが偏差値50くらいになっているような模試を選ぶのがベターだと言えます。
また、特定大学対象の模試を実施しているところもありますので、それらの大学を志望している人は、ぜひ受験して本番さながらの雰囲気や問題形式等に慣れておくのが良いと思います。
【本番入試の練習であることを意識して】
試験中はまず問題をよく見て、各問題の難易度を見極め、時間配分を決めて解答しましょう。入試でもそうですが、全問を完答できれば最高ですが、実際には完答が出来なくても大丈夫です。受験生みんなが出来る問題は必ず解答できて、さらに上乗せが出来ればいいのです。
入試本番ではかなり緊張しますが、そんな状況の中でも定められた試験時間内で効率良く、正確に解答していくための自分なりの手はずを身につけることを意識して模試を受験してみましょう。
また、大学入試センター試験では個別音源機器を使った英語リスニングテストが実施されます。マーク式の模試では、センター試験本番に準拠した個別音源機器を利用できるものもありますので、利用すると良いでしょう。また、択一式のマークセンス方式ではどうしても実力が出し切れないというタイプの人は、ぜひ多めにマーク式の模試で練習をしておきたいところです。
【復習を欠かさないこと】
模試を受けっ放しにしてしまうことは論外です。自分の弱点を補い、誤った思い込みをなくすためにも復習は不可欠だと言えます。次に類題が出た時には、必ず完答出来るようにきちんと復習しておきたいものです。これは、模試だけでなく、高校での定期試験や実力テストなどでも同様です。手がつかなかったり、誤ったりしたところは放置したり、逃げたりせずに、着実に修正していくことで実力が身に付いていくのです。
【成績表のヒントを見逃すな!!】
模試の成績表が返ってきたとき、まず見てしまうのが偏差値と大学の判定だと思います。それが一番気になるのは仕方のないことだと思います。しかし一番大切なことは各教科、各分野別の成績を見ることなのです。特にみんなが出来ている問題分野が出来ていないとすれば、総合点ではみんなよりも出来ていたとしても何か学力に問題がある筈です。しっかりと分析して、以後の学習計画に役立てましょう。
【模試の結果に一喜一憂しない】
模試の結果、特に志望校判定の結果によって、一喜一憂することは決して良いことではありません。最近の受験生は、例えばセンター試験でも最初の教科の出来が思わしくないと後々の教科の時間まで気持ちを引きずる人が多いように思います。特に、難問が出題されると自分だけ出来なかったように思い込んでしまうケースが多々見受けられます。出来なかったときこそ、気持ちの切り替えが大事なのです。
模試も同様です。模試の場合は、高1・2や高3の1学期の段階でも「合格可能性○○%」とか「○判定」などと出たりしますが、これはあくまでその時点での可能性に過ぎません。それ以降にいかに継続して効果的な学習が出来るかに依るのです。極端なことを言えば、高3の6月時点で合格可能性80%と判定されても、それ以降に気が緩んで学習を怠ってしまっては、決して良い結果は望めないのです。ですから、模試の結果が良ければ、「この調子でがんばろう!」と気を引き締めなおし、結果が悪ければ、「入試本番までに何とか挽回してやろう!」という前向きな気持ちになることが大切だと思います。
以上が模試の活用法ですが、高校の先生や先輩の意見なども聞いて、模試受験がより意味のある、本番入試にとって役に立つものになるようチェックしてみましょう。
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