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★センター試験出願状況
さる10月12日に大学入試センター試験の出願が締め切られました。大学入試センターの集計では、12日17時現在の出願総数は518,565人で、現役生が418,423人、既卒生が100,142人となっています。少子化により受験人口は3.9万人(前年比6.4%)の減少が見込まれていますが、大学入試センター試験の出願者数は10,333人(前年比1.95%)の減少に留まりました。最終出願者数は12月上旬に発表となりますが、例年10月時点の発表と大きな数値の変化は無いことから、国公立大志向の一層の高まりや私大のセンター利用の拡大により、現役生のセンター試験出願率がアップしていることに加えて、既卒生でも第一志望校への再チャレンジ率がアップしていることが伺えます。したがって、すべての受験生にとって、志望大学に関係なく第一関門となるセンター試験突破に向けての対策をしっかりと立てて、それを実践していくことがこれからの学習の中心だといえます。
★秋から冬の学習法
秋から冬にかけての学習の注意点についていくつか述べてみます。まず、センター試験で高得点を獲得するには、英数国で大きな苦手科目を作らないことが大切です。特に現役生の場合には、どうしても理科や地歴公民は高校での進度の関係で入試直前ぎりぎりまで追い込んでいくことになります。したがって、英数国で苦手な科目を持っているとそれを入試直前で挽回することは非常に厳しく、最後まで足を引っ張る結果となります。英数国は基本的には一般的なカリキュラムの高2までに履修した範囲内で出題されているわけですから、進度面でのハンディキャップはないはずです。つまり、英数国で苦手科目・分野を持っている人は、高1・2段階でどこか理解不十分な部分が残っている訳ですから、思い切って基礎的な部分にもう一度立ち戻ってやりなおすことが大事です。一見、学習計画が遅れてしまうように思われますが、11月ならばまだ十分に間に合いますし、「急がば回れ」のことわざ通り、苦手克服への最後のチャンスなのです。
次に、教科書レベルの基礎力は身に付いていて、自分なりに理解もできているのに模試になるとなかなか得点が出ないという人は、実戦的な練習の不足があると思います。センター試験は個々の問題は決して難しい問題は出題されませんが、比較的短時間でてきぱきと解答していかないと時間不足になってしまいます。本番では、緊張や環境の変化で日頃の力を発揮できなくなってしまうこともよく起こります。こういったことも想定して、日頃の学習においても常に時間を意識して解答を作っていく訓練が重要です。得意科目では、本番で存分に力を発揮するためにも本番より一割程度時間を短く設定して、解答を作るという訓練も効果的です。
理科や地歴公民の対策ですが、まず日々の高校や予備校の授業を大切にして欲しいと思います。もう一度やり直すという時間はありません。授業の中でわからなかった点をはっきりとさせて、積極的に先生に質問して先送りすることなく解決していきましょう。「質問は積極的にしよう!」というと何も考えずに答えだけを聞こうとする受験生がいますが、それでは実力は身につきません。まずは自分でもう一度授業で聞いたことを再確認して、ポイントを絞って質問することで真の実力アップが可能になります。そして、解決できた分野についてはセンターレベルの問題集などでもう一度問題を解くことで実戦力も養成すれば、入試直前期のラストスパートも楽になります。
★模試の有効活用
秋は模試をたくさん受験すると思います。この模試の有効利用について確認しておきたいことがあります。この時期になるとどうしても志望大学の合格判定に一喜一憂してしまいますが、これだけで終わってしまうのはとても危険なことです。きちんと設問別平均点と自分の得点とを照らし合わせて、受験生全体の平均点が高いのに得点できなかった問題を抽出し、なぜできなかったかを分析して、その対策をしっかりとやっていく必要があります。つまり、受験後にどれだけ自分の弱点補強ができたかで模試の価値が決まるというわけです。中には、まだ準備が不十分だからという理由で、模試自体に尻込みしてしまう受験生を見かけますが、むしろ積極的に受験して、不明や誤答部分については、「本番前に発見できて良かった」と考えたいものです。
最後に、現在までの模試動向では、難関大学志向の流れは全く変わっていません。この時期は成績が思うように伸びずに苦しんでいる人も多いかと思いますが、最後まで第一志望をめざして努力を続けてください。
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