2020年度 入試 大学入試インフォメーション

大学入試センター試験について

大学入試センター試験(以下「センター試験」)は、独立行政法人大学入試センターと、センター試験の成績を利用する国公立大、私立大の各大学が共同で実施する大学入学者選抜試験です。ほとんどの国公立大が1次試験として課しており、また私立大でも全大学の約9割でセンター試験を利用した入試を実施しています。このように、センター試験は、国公立大・私立大いずれの志望者にとっても必須の試験といっても過言ではありません。このガイドでは、試験対策や注意点についてまとめてみましたので、参考にしてください。

センター試験対策

センター試験は、高校段階における学習の達成度を判定するためのものであり、基礎的な問題を中心に出題されますが、試験時間に対して問題数が多いのが特徴です。全問解答するためには時間配分に注意する必要があり、基礎的な問題を速く正確に解く訓練が欠かせません。まずは教科書をしっかり理解し、過去問題や予想問題に取り組み、問題に慣れることが必要です。さらに高得点を狙うには、時間配分や問題を解く順番の方針を立てることも重要です。

本番を意識して、普段からマーク式問題を、制限時間内に解く練習が必要ですが、本番の予行演習として、マーク式問題を解く時間感覚を養い、またリスニング試験に慣れるためにもセンター試験型の模擬試験を活用することも必要です。特に12月15日(日)に行われる駿台の「大学入試センター試験プレテスト」は実施日が本番の約1か月前で、返却もスピーディに行われ、「模試受験→振り返り」と対策がしやすく、センター試験対策の最終点検に最適です。

センター試験は、採点がコンピュータ処理のため、解答欄のマークには十分な注意が必要です。たとえ正解を導き出したとしても、実際のマークが違っていれば当然不正解になってしまいます。マーク個所のズレにも気をつけたいところです。大問ごとに見直すなど注意しましょう。なお解答は黒鉛筆でマークと指定されています。最近の受験生は筆圧が弱く、マークが薄いことで正しく採点されないケースも多く指摘されています。なお、シャープペンシルは、メモや計算に限り使用可とされていますので、模試でも必ず黒鉛筆でマークしてください。

センター試験の結果は、成績通知を希望することができますが、成績通知書が届くのは4月中旬以降です。そのためセンター試験後の出願校決定にあたっては、駿台・ベネッセコーポレーション主催の自己採点集計「データネット」や、駿台の個別試験出願シミュレーション「インターネット選太君」などをぜひ活用してください。そのために重要なことは正確な自己採点です。自分が選択した解答個所をしっかりと問題冊子に記録してください。なおセンター試験の平均点は、年度によって変動します。くれぐれも自分の出来不出来に一喜一憂することなく、出願校の決定には、冷静になり、しっかりと情報を得るよう心がけましょう。

センター試験の注意点

センター試験を利用する私立大の多くは、個別試験を課さず、センター試験の得点のみで合否判定が行われます。志望する大学がセンター試験利用方式を実施していれば、その大学を受験する機会が増えますので、受験科目や配点を確認した上で、出願を検討してもよいでしょう。私立大のセンター試験利用方式では、多くの大学の2月募集で採用されているセンター試験前に出願を締め切る方式(事前出願)と、募集人員は少ないですが実施後に出願を締め切る方式(事後出願)があります。事前出願の場合、人気のある大学・学部に受験生が集中しがちになり、結果高倍率になる場合もあります。事後出願の場合は、自己採点結果とデータネットなどの目標点を見て出願できますので、一定レベル以上の層の受験生での激戦になることもあります。また平均点が前年度と比べてアップした場合は、受験生が強気になって出願者数が増える傾向があります。

また大学によっては入試科目や出願等に関して前年度と変更する場合もありますので、すでにホームページ等で公表されている「選抜要項」や11月中までに各大学が提示する「学生募集要項」等で必ず確認してください。 センター試験で目標得点をクリアできるよう万全の対策を行うことに加えて、健康管理にも留意して、本番で最大の力が発揮できるようにしてください。センター試験本番は1日が長く感じられ、緊張状態が続くことになるでしょう。モチベーションを維持するためには「第一志望は、ゆずれない。」という気持ちが大切です。しっかり演習を重ね、場合によっては失敗を重ね…、本番で力を発揮できればいいのです。

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