2020年度 入試 大学入試インフォメーション

入試直前にやるべきこと

駿台予備学校横浜校2号館 本間 章浩 校舎長

センター試験まであともう少し。まさしく入試直前期になりました。緊張感が高まり、不安も強くなっている人もいるかもしれません。さて、今回は入試直前期にやるべきことをお伝えしたいと思います。

試験日を迎えるにあたって一番大切なことはなんでしょうか。それは、「心身ともにベストコンディションで試験会場に到着すること」だと思います。つまり入試直前期はそのための最終準備といえます。以下、ポイントをあげてみます。

1.出願準備

出願があってはじめて受験できるわけですから、出願に関しては失敗しないよう、今一度しっかり確認しましょう。近年はWeb出願の大学が増えています。その際はPCやタブレット等での出願プロセスをしっかり確認しておきましょう。

センター試験が迫っている今の時期は、私立大学の出願期間とも重なっています。私立大学の「センター試験方式」はセンター試験の得点だけで合否が決定される募集単位が多くなっています。出願締切はセンター試験前(事前出願)という場合がほとんどです。また、センター試験方式と一般方式を同時に出願すると受験料が割引になる大学もあります。出願期間と、郵送の場合は必着か消印有効かも含め、十分に確認してください。

2020年度入試における国公立大学の出願期間は前期・後期ともセンター試験後の1/27(月)から2/5(水)までですが、ほとんどの大学が期間内必着となりますので、出願を検討している大学の募集要項等で確認してください。なお、出願校決定には正確な自己採点が必要です。自分のマーク箇所を問題冊子に間違えないように記録することを心がけましょう。

2.直前期の学習

模試等の成績に関わらず、誰もが不安になると思います。「直前期はどんな学習をすればいいんですか?」という相談は多くあります。具体的に「なにを」やるかは、人それぞれかと思います。みなさんの先輩方に聞いても「過去問だけやっていたよ」という方もいれば、「模試の復習をやっていた」、はたまた「新しい問題をやっていた」と、答える人によってバラバラなんてこともあるのではないでしょうか。

大切なことは「不安要素を増やさない」ことだと思います。まだ学力に不安を感じる方もいるでしょう。特に苦手分野においては、新たに多くの問題に手を付けるのではなく、模試や、今まで使ってきた参考書・問題集で不安な箇所を整理して、繰り返しやることが大切です。あれもこれもとやるべきことを広げてしまうと、かえって不安は増してしまいがちです。やるべきことをやりきれば、達成感が感じられ、自信にもつながると思います。

万一できなかった問題があったとしても、「ダメだ!」と思うのではなく、「今できなかったことに気がついてよかった!」とポジティブに捉えるべきでしょう。
また、「しっかり完結した学習」と「やりきったという達成感」で自信をつけるためには、駿台の直前講習が効果的です。

3.体調管理

自分の力を最大限に発揮するために、体調管理に十分注意をしましょう。「受験当日に具合が悪くて、頭がボーッとしてしまった!」というようなことをよく聞きます。予防として手洗い、うがい、マスク着用等、改めて習慣化するよう意識してください。もし体調不良を感じたら、なるべく早めに医者にかかりましょう。

4.試験会場に向かう前に

あたり前ですが、とにかく試験会場に到着すれば受験できます。つまり勝負の場に立てるのです。そのためには、家や宿泊先から大学までの交通手段・時刻表、道順、当日の天候等などをスマートフォンのアプリ等で必ず調べておきましょう。そして時間には余裕を持ってください。それでも天候・事故等による交通遮断で遅れそうなときもあるかもしれません。受験大学の当日の緊急連絡先等もチェックしてください。

試験会場の下見はやりましたか? まだやっていない大学があれば、実際に足を運びたいところですが、不可能な場合はせめてスマートフォン等のマップ、航空写真、ストリートビューなどを見ておくのもいいでしょう。
またなにかあった時のために、保護者の方ともできるだけスケジュールを共有し、連絡体制を整えておくとよいかと思います。

5.最後に

当日は、緊張するのはあたりまえ。「ジタバタしてもしょうがない。最後の瞬間まで粘って自分の力を出し切るだけだ!」そんな気持ちがプラスに働くのではないでしょうか。極度に緊張すると、やたらと周りの物音が気になり出すこともあります。試験がはじまったら、やるべきことは時間内に解答し、自分の力を出し切るのみ! それだけに集中することを心がけるようにしてください。

第一志望の大学も出願しなければ合格はありません。弱気にならず、「第一志望は、ゆずれない。」と気持ちを奮い立たせて、ベストをつくしてください。

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