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■「クール・ジャパン」を知っていますか?
  2〜3年前から、日本のマンガやアニメなどのポップカルチャーがアジアや欧米で高い人気を集めており、「クール・ジャパン」と呼ばれている。クールとは「カッコいい」を意味しており、現代日本の文化はすでに国境を超えた輸出産業に成長したといっていいだろう。

  そうした中で求められているのが、日本文化をより世界にアピールし、積極的に情報発信できる真の国際人である。優れた語学力はいうまでもなく、日本について深く理解した上で、異文化に対しても柔軟に対応できる人材。特に日本の現代文化に精通し、「世界の中の日本」を意識して行動できる人材が必要とされているのだ。

  明治大学では、こうしたニーズに対応して2008年4月に「国際日本学部」を開設する。

  世界から注目されている日本の現代文化、その背景となる伝統文化の教育研究を行うとともに、国際的なコミュニケーションに不可欠な実践的な英語力を育成。このため多くの留学生や外国人教員を受け入れる方針だ。これまでの学部系統で言えば教養学部の発展形と考えられなくもないが、そうした枠を大きく越えた新時代のインターナショナル・リベラルアーツ(国際教養学部)といえるだろう。世界と現代日本について広く勉強したい、あるいは国際的に活躍できる英語力と幅広い教養を身につけたいという受験生にとっては、待望の学部といえるのではないだろうか。

■日本を知り、世界を知り、世界に発信する
  国際日本学部は、以下のように、日本人だけでなく、外国人学生にとっても魅力的な7つの特長を持っている。

1)世界が注目する日本の現代文化を学ぶ
  アニメ、映画、マンガ、ドラマなど世界が「クール・ジャパン」として注目するポップアートから文学、芸術など日本の現代文化が学ぶ対象。さらに、そのルーツである伝統文化まで一歩踏み込んだ研究を行う。

2)日本の社会システムを探究
  こうした現代文化を育成し、世界に発信する企業・産業・社会のシステムについて学ぶ。コンテンツ産業の構造から、企業文化・風土、広告・メディア産業や知財文化マネジメントなど最先端な科目も用意されている。

3)幅広い視野を育成する国際教養教育
  グローバル化した現代社会で真の国際人になるためには、日本について理解するだけでなく、諸外国の文化・社会・経済・歴史などについて広く学び、「世界の中の日本」を知らなければならない。

4)少人数クラスによる実践的な英語教育
  国際社会で情報を吸収し、発信していくためには英語力が不可欠。国際日本学部では少人数クラスによって「話す、聞く、書く、読む」という英語コミュニケーション能力を徹底的に訓練する。ネイティブ講師による授業はもちろん、英語による専門の授業から海外留学までメニューが豊富なことも特長。

5)多彩な留学制度
  教室の中で日本と世界を学ぶだけでなく、国際的な視野と実践的な英語力を身につけるため、国際日本学部は留学を奨励している。2年次後期の半年間の海外留学や短期の海外語学研修など、多彩な留学制度が用意されている。

6)国際的なキャンパスを実現
  学生の海外留学を奨励すると共に、多くの外国人学生を受け入れることも国際日本学部の特長。国際的な経験を持つ教員が授業を担当するほか、様々な学内交流イベントも実施される予定。こうした国際的なキャンパス環境によって、日常的な学生生活の中で、英語能力の向上や異文化に対する理解力が高まっていくはずだ。

7)日本を学ぶために日本語も鍛える
  日本文化の基礎となっているのは、いうまでもなく日本語である。国際日本学部では英語教育に力をいれているが、日本人・留学生を問わず正しい日本語教育も重視している。日本語を世界の中の一言語として客観的に捉えているのが、この学部ならではの特長。留学生にとっても、日本語は日本文化理解に不可欠となるため、最重要かつ魅力的な授業になるはずだ。                              


■グローバル社会で活躍できる「強い『個』」を育成
  明治大学では、「『個』を強くする大学」を目指して教育改革を進めてきたが、国際日本学部はその最先端として、グローバル社会で活躍できる「強い『個』」の育成を主眼としている。

  カリキュラムとしては、まず基礎的な教育分野として、総合教育科目と外国語科目を設定。総合教育科目で社会学、政治学など一般教養を学ぶほか、日本語表現や情報リテラシーを学ぶ。また外国語科目は、国際社会で活躍できる英語力、英語で仕事ができる英語力の獲得を目標としている。

  次の段階となる専門分野は、国際研究科目と日本研究科目の2分野に大別されている。

  まず、国際研究科目は、国際関係史など国際関係科目と文化系科目、それに社会経済系科目の3つから構成されており、それぞれの視点から「世界の中の日本」を捉え直し、世界各国の政治・文化・社会経済を広く学び、国際的視野を4年間で身につけることを目標としている。

  もう一つの日本研究科目は日本文化コースと日本社会システムコースの2コースから選ぶことができる。日本文化コースは現代文化とその基盤となる伝統文化が研究対象。日本社会コースでは企業、産業、社会制度が対象となる。いずれも「現代」という、いわばナマモノを相手にしているだけに、過去の理論や原理を中心とした授業ではなく、現代からさかのぼって日本を理解することとなる。これからの授業は国際日本学部の特長を表しているといえるだろう。 


■日本をプロデュースする人材を育成
  国際社会では、自国の文化を理解していない者は、他国の文化を真に理解できないといわれる。その意味でも、国際日本学部で学ぶ内容はこれからグローバル社会で活躍したいという人には必要な分野ばかりといっていい。日本の現代文化と社会に立脚しながら、それを国際的な視点から学ぶため、確固とした根っ子を持つ教養が育成される。これが「強い『個』」につながるのである。

  このため想定される就職先も、マスコミ関係、旅行・観光・貿易・交通、コンテンツ産業、文化芸能・広告、知的財産関連業種、外資系、政府系国際機関など幅が広い。

  「国際日本学部」は、日本の文化・社会を深く理解し、優れた語学力で日本の強みを世界にプロデュースする人材を育成する学部といっても過言ではないはずだ。



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