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 自宅外生の16.4%は「自分でいろいろ料理をつくり」食生活に気を使っている。自分でつくる料理はどんなもの?先輩たちの食生活の考えとおすすめレシピをみてみよう。
九州工業大学
情報工学部 3年
東 卓弥

  私は毎日、自炊しています。特に「自炊しないといけない」と思ったり、「自炊しなさい」と言われているわけではありません。後片付けは面倒だけど、金銭面的にも外食やコンビニ弁当を買うのはもったいないし。

  「食育」という言葉を聞いたのは大学に入ってからでした。それまで、親が食事を作ってくれ、何も「食」について考えることはありませんでした。私が「食育」について考えはじめたきっかけとなる本があります。西日本新聞が出版している『食卓の向こう側』という本です。そこには大学生の食生活が載っていました。私は、その内容を見てびっくりしました。コンビニ弁当だけの食事は当たり前で、何も食べない日がある学生も載っていました。一人暮らしを始める前は「いずれ私もこうなってしまうのか」と心配でした。

  今の私の食生活は、朝は冷蔵庫にあるものを軽く調理して食べています。たまにパン一枚のときもありますが、朝食はとるように心がけています。昼は友達と食堂へいきますが、朝、授業がないときは家で何か作って食べます。夜は主に自炊。大学の前にスーパーがあるので、よく材料を買って帰ります。火曜日は安いので必ず行きます。

  このように、コンビニ弁当だけの食事や何も食べない生活にはまだなっていません。これからも、そうならないように気をつけていきたいと思っています。

■栄養バランスが色でわかる生協食堂
 先ほど、私は「自炊しています」と書きましたが、自分の作ったものに、何の栄養がどのくらい入っているのかを考えたことがありません。しかし、野菜を多く使うようには心がけています。作るときは「見栄えよく作ったら栄養たっぷりでしょ」とか、「野菜がたくさん入っているから栄養満天」と自分に言い聞かせながら作っています。これではちゃんと栄養バランスの取れた食事がとれているのか分かりません。一度、どれくらい栄養が入っているか計算しようと思ったこともありましたが、面倒で未だにしていません。

  ところが、生協の食堂というのは親切なもので、赤、緑、黄の3色別に点数で栄養を表してくれているので、食堂で食事をするときだけは、目で見てバランスのいい食事をとるように、心がけています。

■できるところから少しずつ
  「自分は食について考えている」という学生も、今では少なくないと思っています。でも、なかなか行動に移すことができないのが現状だと思います。現在、各大学生協の学生委員も「食」に関する活動をどんどん行っており、みんなで食生活を改善しようと頑張っています。

  揚げ物ばかり食べるのではなく、たまにはもう1品小鉢をとってみたり、定食にしてみたり、ちょっとしたことが、健康につながります。現在の皆さんの食生活は、20年後の皆さん自身の体に返ってくるそうです。今の自分の「食」を見直し、「半歩先」(『食卓の向こう側』より)を目指して、自分のできるところから、少しずつ食生活を改善してみませか。


東さんのおすすめレシピ
【ほうれん草と鮭のドリア】

寒い季節にぴったりのドリア。体が温まります。
●材料(2人前)

鮭…2切れ、ほうれん草…2束、ジャガイモ…1/2個、ご飯…二杯、
油…大さじ1、ホワイトソース…適量、チーズ…適量、パン粉適量

1.ほうれん草は茎の部分を10秒くらいゆでた後、葉までゆで、冷やして5cm程度に切る
2.フライパンに油を引き、鮭を裏表1分ずつ中火で焼く
3.ジャガイモをイチョウ切りにし、鮭を焼いた後の油でジャガイモが透き通るまで炒める
4.お皿にご飯を平たく盛り、その上に1のほうれん草、2の鮭、3のジャガイモを半分ずつ盛りつける。
5.4にホワイトソース、チーズ、パン粉の順に載せる
6.200度に温めたオーブンで15分焼いて完成

[レンジでホワイトソース]
無塩バター…30g(普通のバターでも可)、小麦粉…大さじ山盛り3、牛乳…400ml、固形コンソメ…一つ、塩…適量(無塩バターを使用する場合)、コショウ…適量
●作り方(2カップ分)
1.バターと小麦粉を容器に入れ、ラップをせずにレンジで1分半温める
2.1を取り出し硬さが均一になるようにかき混ぜ、塩(無塩バター使用時)、コショウ、固形コンソメを砕いて入れ、混ぜる。
3.2に牛乳を入れ、混ぜる
  ※この時、だまができないように少しずつ牛乳を入れ・混ぜるを繰り返す。
4.レンジで3分温める
5.取り出してよくかき混ぜたあと、レンジで2分温め、取り出したらよくかき混ぜ、味を調えて完成(塩辛くならないように少しずつ調整する)

※ ホワイトソースが余ったら、保存しておくと他の料理にもすぐ使えます。ドリアは、材料を変えると他にも作れるので、いろいろなものにチャレンジしてみてください。

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