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| ●入試対策 |
| ≪現代文≫ |
(1)基本的な方法論を習得する
読解・解答についてのしっかりした方法論を基本から身に付けてゆくのが最も大切なことである。方法論を学ぶことのできる参考書を自習するか、または方法論を教授する教師について、訓練を積まねばならない。最初は難しい文章・設問でなくともよいから、同内容関係・対比関係・因果関係などを意識しながら本文全体の論理構造をとらえ(それをふまえて要約文を作成してみるのもよい)、また本文の細部については前後の文脈の中でとらえて正確な意味を把握する練習を繰り返すことである。
(2)抽象度の高い評論・論説文を読む
基本的な方法論を身に付けた上で、ハイレベルな文章を読みこなす練習をしなければならない。具体的には、大学入試レベルとしては最高水準の評論・論説文を、なるべく幅広いジャンルにわたって次々に読んでゆく。読書好きの人は各社の新書や文庫を読めばよい(誰の著書を読むかは過去に出題された出典名を参考にする)のだが、読書があまり好きでない人には、入試問題集のうち評論を集めたものを読むことを勧める。個々の文章は短いが、さまざまなテーマに親しむことができるからだ。また、評論・論説文に頻出する用語に弱い人は、「入試問題キーワード集」といった類の本でその面の強化を図る必要もある。早大では本文ばかりでなく選択肢にも抽象語が頻出する。その種の語の理解を曖昧なままにしておくことは、とんでもない誤読につながりかねないのである。
(3)論理的な思考力を鍛える
法学部の設問は、論理的な思考を幾重にも積み上げていかなければ正解できないために難問となっている場合が多い。もちろん選択肢を選ぶための技術的な練習も必要ではあるが、本質的には「AだからB、BだからC」という具合に、論理的な思考の筋道を徹底的に追究することが最も効果的な訓練である。
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| ≪古文≫ |
受験生には馴染みのない作品が出題されることもあるが、文法や語句に関する設問は標準的なものが多いので、そうした設問で点数をおとさないように、基本的な知識の習得や基礎的な読みの訓練をおろそかにしないことが必要である。2007年度の問題は、多くの受験生にとって馴染みの薄い出典であった。解説文が施されていて本文の場面は捉えやすかったものの、入りくんだ心情表現や高度な敬語が散見され、昨年に比べるとかなり難しい文章であった。しかし、単にストーリーを追うというような表面的な学習ではなく、一つ一つの言葉に注意して正確に読んでいく訓練を積んできた受験生にとっては、設問の解答に大きな抵抗とはならなかったはずである。
対策として、日ごろの学習のなかで特に大切なことは、文章全体を正確に読み取る力の養成である。文法や語句の知識にしても、単なる暗記ではなく、文章全体の内容や前後の文脈を把握することによって正解を導く学習をしてほしい。また、和歌の学習に万全を期しておく必要がある。文法を踏まえ、語句の意味を押さえて、きちんと文章を読み込んでいく日々の訓練を欠かしてはならない。 |
| ≪漢文≫ |
| 決して難問が出されるわけではない。再読文字、使役、受身、比較、限定、累加など、重要基本句法をマスターしておれば、全問正解も夢ではない。ただし、白文で出題される可能性が高いので、「重要句法を含む文は白文でも読める」まで、十分にトレーニングを積んでおく必要がある。また、文章中に用いられている一字を、同じ意味の熟語に直す訓練も必要である。「句法」と「語彙」、この両者を増強していく努力が不可欠である。 |