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写真の楽しさと可能性を広げる、デジタルの魅力

三好 そんな話を聞くと、撮る側としてはワクワクしますよ。「デジタルだから撮れた」、「デジタルでしか撮れない」という写真もさらに増えますね。ところでデジタルカメラは、今後どう進化をしていくのですか?

勝本 イメージセンサーはますます進化していきますよ。感度が上がったり、ノイズが少なくなったりと。個人的にはフラッシュがいらなくなるくらいまでいきたいです。今は手ブレ補正が入り、感度も上がってきているので、手持ちで撮れる機会も増えてきましたが、さらにフラッシュも必要としない、見た感じのままに撮れることを目指しています。それがソニーの考えるデジタル一眼レフの一つの目標です。

三好 撮りたい写真の一つに「自分自身が見たことのない世界」というのがあって、それが僕の考える楽園の写真につながっています。今まで覗けなかったアングルというのも同じですよね。「α350」なら、今まで見たことのないアングルや大変なアングルも手軽に撮れるようになるはず。しかも手ブレ防止も付いているので、条件さえ整えば片手でも撮れますよね。そういう楽しさや期待が撮る側にはいい刺激になるし、何より想像を超えたものがこのようにかたちになるのはすごいですね。

勝本 「今まで撮れなかったものが撮れる」というのはカメラとして大事なこと。ソニーの技術者は「新しいことに挑戦し続ける」という熱い想いを持っていますから、“α”もありとあらゆるものに挑戦していこうと思っています。またカメラは、エンターテインメント性の高いアイテムですから、製品の開発とともにコンテンツも含めたエンターテインメントの提供も考えて、単純にキレイな写真を撮るだけでなく、それを超えて、テレビでもビデオでも見て楽しめるような融合もさらに充実させていきたいと考えています。

「α700」

独自のCMOSセンサー〈Exmor〉による高画質、高速・高精度のAFなど、コニカミノルタの資産とソニーの総合力が結集した「α700」

勝本氏

待望のフラッグシップの開発が着々と進行しており、多忙な日々を送る勝本氏。次のステージへ進む“α”に、プロカメラマンからも熱い期待が集まる。


勝本徹

勝本徹

8mmビデオカメラの1号機の電気設計から“ハンディカム”事業に携わり、現在は、デジタルイメージング事業本部AMC事業部事業部長。

三好和義

三好和義

世界各国を訪れ「楽園」をテーマに撮影を続けている。1985年、木村伊兵衛賞を受賞。主な作品集に『三好和義楽園全集』(小学館)など多数。

取材、文/大浦タケシ 写真(人物、カメラ)/増尾峰明

Copyright Kazuyoshi Miyoshi

三好和義写真展開催 「迷宮の王国モロッコ 駱駝の楽園」

会期:4月23日(水)〜6月1日(日) (4月26日、27日にサイン会開催)

会場:エプサイト※入場無料

東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1階

TEL:03-3345-9881

テレビ番組の収録で訪れたモロッコで撮影した写真展が開催される。



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